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2023.11.21

これって毛根鞘?それとも皮脂?毛根の白い塊について解説します

抜け毛の下のほうについている小さな塊をご存知ですか?

その正体は、「毛根鞘」という髪を頭皮に繋ぎ止めるために必要な組織です。

そんな毛根鞘ですが、健康状態によって色や状態が変わります。
状態によっては、頭皮トラブルが起きている場合も。

この記事では、毛根鞘について詳しく解説していきます!
薄毛との関係性についてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。

毛根鞘(もうこんしょう)とは?

毛根鞘とは毛根の周囲にある組織で、髪を頭皮につなぎとめる役割を果たしています。

毛根鞘は、白い半透明でぷるぷるしているのが特徴です。
毛根鞘には、「内毛根鞘」と「外毛根鞘」があります。

特徴役割
内毛根鞘毛根側と接している髪のキューティクルを守る
外毛根鞘皮膚側と接している内毛根鞘を支える

毛根鞘と皮脂の違い

毛根鞘と皮脂は見た目が似ているので混同されがち。
しかし、よく見ると全く違う見た目をしています。

特徴役割
毛根鞘半透明でゼリー状髪の毛と頭皮をつなぎ止める
皮脂白くべたついている髪や頭皮を保湿し外部の刺激から守る

抜け毛に毛根鞘がついている場合は正常ですが、皮脂がついている場合は頭皮トラブルが起こっている可能性があります。

皮脂は乾燥から頭皮を守るために大切な存在ですが、過剰分泌されると臭いやフケの原因に。

さらに状態が悪化すると、脂漏性皮膚炎となり薄毛に繋がる可能性があります。

抜け毛の状態を確認し「白くてべたついた塊」が付着している場合は皮脂だと考えられるでしょう。

皮脂がつく原因とは?

白いべたべたした塊が毛根についている場合、皮脂が過剰分泌されていることがあります。

皮脂が過剰分泌されてしまう原因は様々ですが、セルフケアをしっかり行い頭皮環境を健康にすることが大切です。

毛根に皮脂がつく原因

  • シャンプーの方法が間違っている
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 食生活が乱れている

特にシャンプーの方法には気をつけましょう。

シャンプーを十分に洗い流せていなかったり、洗浄力が強いものを使用していたり、シャンプーの方法が間違っていると皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

毛根鞘と薄毛の関係性

髪に毛根鞘がついていない場合、AGAにより髪が十分に成長しないまま抜け落ちている可能性があるため注意が必要です。

抜け毛が増えて毛根鞘がついていない、ということが目立ったらAGAを疑いましょう。

AGAは進行性の症状です。
放っておくとだんだん薄毛の範囲が広がり、治療しても改善できないということになりかねません。

早めにクリニックに相談し、早期の治療をスタートすることをおすすめします。

毛根鞘の色で判別!抜け毛の危険度

毛根鞘の色によって、頭皮の健康状態を測ることができます。

注意するべき毛根鞘の状態は以下の3つ。

  • 毛根鞘がない場合
  • 毛根鞘が黒い場合
  • 毛根鞘に血がついている

それぞれを詳しく見ていきましょう!

毛根鞘がない場合はAGAかも

先ほどもお伝えしたように、毛根鞘がついていない場合は、AGAの可能性が…。

毛根鞘がついていない抜け毛が増えていたら、早急な対策が必要です。

毛根鞘が黒い場合は栄養不足

毛根鞘が黒っぽい場合は、毛根まで栄養が届いていないことが考えられます。

頭皮の血行が悪くなると栄養を十分に供給することができず、色素細胞に異常が生じ黒ずんでいきます。

原因は、運動不足、冷え、ストレスなどによる血行不良。

毛根鞘が黒い方は、自分の生活を見直してみると良いでしょう!

毛根鞘に血がついている場合は要注意!

毛根鞘に血がついている場合、毛穴や毛根に傷ができている可能性があります。

ブラッシングやシャンプーの方法が間違っていたり、寝具との摩擦で髪が引っ張られていたりが原因として考えられます。

傷がある場合は、傷口から雑菌が侵入し炎症を起こす恐れがありますので、頭皮ケアには気をつけて清潔に保ちましょう。

しばしば毛根鞘に血がついている場合は、専門のクリニックや皮膚科で相談することがおすすめです。

毛根鞘を食べたり抜いたりしてしまうのは抜毛症(トリコロマチア)かも

「ついつい毛根鞘を引っ張ってしまう」「毛根鞘を食べるのをやめられない」という人は、抜毛症という病気かもしれません。

抜毛症について詳しくみていきましょう!

抜毛症とは?

抜毛症とは、自身の髪を抜くことをやめられず脱毛範囲が目立ってしまうという病気です。

なかには、抜いた髪の毛根鞘を食べてしまうという方もいらっしゃいます。
髪を抜いたり食べたりすることでストレスや不安から解放され、満足感を得ていることが多いです。

その行為が癖になってしまい、やめたくてもやめられない状態が続き慢性化してしまいます。

抜毛症の原因について

抜毛症の原因は、主に不安や緊張などのストレスだといわれています。

自覚していてもやめられないことが多いため、早期に専門機関で適切な処置を受ける必要があるでしょう。

抜毛症の治療方法

抜毛症は主に、心理療法や行動療法、薬物療法によって治療を進めていきます。

抜毛行為がやめられないという方は、脱毛範囲が広がってしまう前に専門機関に相談することをオススメします。

まとめ

この記事では、毛根鞘について詳しく解説してきました。

毛根鞘は、頭皮の健康状態を反映するバロメーターのような存在です。
一度抜け毛に付着した毛根鞘を確認してみてください。

毛根鞘が白っぽかったり、付着していないという場合は、頭皮環境が悪化している可能性があります。
早急に専門機関で医師に相談しましょう!

田名部 隆人
田名部 隆人

コンプレックスを解消してモテ男になりたい男性のために信憑性の高い「お役立ち」情報を発信中。

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