2024.01.09
AGA治療でかつらは着用できる?カツラのデメリットや使用方法について
AGA治療はすぐに効果が出るものではないため、「人の目が気になる」「薄毛だと思われたくない」という不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みを解決するには、手軽にボリュームアップできるかつらを使用することが有効な手段といえます。
ですが、AGA治療中にかつらの着用はできるのか、疑問ですよね。
そこでこの記事では、AGA治療中のかつらの着用、かつらのメリット・デメリットなど、詳しく解説していきます。
AGA治療中のかつらの着用はOK!
ほとんどのクリニックや病院では、AGA治療中にかつらを着用するのはOKとされています。
ただ、かつらは頭皮がムレやすく頭皮環境が悪くなる場合があります。
それにより、炎症を起こし抜け毛が増えてしまう…ということにならないよう、こまめにかつらの中の汗をふくなどの対策を行うことが大切です。
かつらを着用するメリットとデメリット
ここからは、かつらを着用するメリットとデメリットをお伝えしてきます。
どちらも使用した上で、使用するか検討してみましょう。
かつらを着用するメリット
かつらを着用するメリットは以下のとおり。
- 手軽にボリュームアップできる
- 好きなヘアスタイルをすぐに手に入れられる
- 薄毛による精神的ストレスを早期に軽減できる
それぞれを詳しく解説していきます。
手軽にボリュームアップできる
AGA治療は、発毛効果を実感できるまでに半年〜1年ほどの時間がかかります。
それに対しかつらは、手軽に装着できて、簡単に髪のボリュームをアップさせることができます。
「今すぐに薄毛を隠したい」という方には有効な手段になります。
好きなヘアスタイルをすぐに手に入れられる
かつらの種類はとても豊富。
自分に合ったヘアスタイルをすぐに手に入れることができます。
こんな髪型にしたかった!というヘアスタイルをおしゃれ感覚で試すことができるので、AGA治療中も楽しんで生活を送ることができるでしょう。
薄毛による精神的ストレスを早期に軽減できる
薄毛によって人の目が気になる…という精神的なストレスを軽減できることも、かつらを着用するメリットといえます。
ストレスを溜め込むと頭皮環境が悪化し、さらに薄毛を進行させてしまうこともあります。
かつらを装着することで見た目での自信を取り戻せたら、ストレスを軽減できる可能性がありますよ。
かつらを着用するデメリット
かつらを着用して得られるメリットは多くありましたが、一方でデメリットもあります。
- 頭皮にダメージを与える
- かつらだとバレる可能性がある
- メンテナンスが面倒
それぞれを詳しくみていきましょう。
頭皮にダメージを与える
かつらはとても蒸れやすいです。
通気性がよくないため、どうしても蒸れてしまうのです。
それにより、細菌が増殖しやすくなり、頭皮へ悪影響を及ぼしてしまいます。
頭皮が炎症を起こすと、髪が成長しにくくなり、また薄毛や抜け毛に繋がってしまうということがあります。
かつらだとバレる可能性がある
かつらだと周囲にばれてしまう可能性もあります。
髪コトが行った「この人、カツラかも?と気づくポイントを教えてください」という300人の男女に行ったアンケートでは、以下のような結果が出ました。
選択肢 | 割合 | 総計 |
見た目とマッチしない毛量感 | 58% | 174 |
生え際やつむじ、もみあげ部分 | 50% | 150 |
髪型がズレている | 34.33% | 103 |
カツラの髪質や髪色 | 29.33% | 88 |
髪のバランスや伸び方がおかしい | 28.33% | 85 |
髪型がずっと同じ | 24% | 72 |
その他 | 2% | 6 |
特にかつらだとばれるポイントは、以下の3点。
- 見た目とマッチしない毛量感
- 生え際やつむじ、もみあげ部分
- 髪型がずれている
自分ではこれで大丈夫!と思っていても、他人から見たら不自然に見えていることがあります。
かつらは種類や付け方によってバレやすくなるので、不自然にならないよう注意しましょう。
メンテナンスが面倒
かつらを清潔に保つためには、ブラッシングやシャンプーを定期的に行う必要があります。
メンテナンスの手順は以下のとおりです。
- ブラッシングをする
- 洗面器にぬるま湯を注ぎ、シャンプーを入れる
- ウィッグを優しく押し洗いし、すすぐ
- ウィッグにトリートメントをつけ、すすぐ
- ウィッグについている水分をタオルで優しく拭き取る
また、かつらには寿命があるため定期的に買い替えをしなければならないなど、メンテナンス面で手間がかかるのはかつらのデメリットです。
かつらの使用方法
ここからは、金具式フルウィッグの付け方をご紹介していきます!
正しい装着方法で、自然な見た目をつくりましょう。
- ウィッグをブラッシングして整える
- 一度ウィッグを被り、サイズを調整する
- 前髪の方からウィッグを被り、前後の位置を確認する
- 金具で固定する
まず押さえておいてほしいのが、正しい位置でウィッグを被ること。
生え際よりも深く被りすぎていたり、地毛との繋がりに違和感があったりすると、不自然にみえてしまいます。
鏡をみながらしっかり確認してください。
まとめ
この記事では、AGA治療中のかつらの使用や、かつらのメリットとデメリット、正しい装着方法について詳しくお伝えしてきました。
AGA治療にかつらを並行して着用することは可能です。
ただ、かつらには頭皮環境を悪化させてしまう恐れもあるので、注意して使用することが大切です。
着用方法には十分気をつけながら、治療中も楽しみましょう!