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2023.04.07

自分のハゲ方はどの種類?特徴と原因を押さえて正しい対策を

「なぜ、同じハゲでもハゲ方が人によって違うのだろうか?」

このような疑問を思い浮かべたことはないでしょうか?

おでこが段々広くなって頭頂部に到達するハゲ方、前髪はほとんど変わらず頭頂部周辺だけが薄くなる方。

ハゲの原因も含め、人によって様々です。

自分のハゲ方はどの種類で、どう対策すればよいのか気になる方も多いと思います。

ここではハゲの種類と原因やそれぞれの対策について解説していきます。

ハゲの種類で最も多いのが進行性の薄毛であるAGA

ハゲる原因や種類にはいくつかありますが、最も多い薄毛の原因が男性ホルモン型脱毛症であるAGA(AndrogeneticAlopecia)で、日本人成人男性の3人に1人が該当すると言われています。

主な原因は遺伝や男性ホルモンによるものです。

他にもストレスによって一時的にコイン状のハゲが出来てしまう円形脱毛症や、女性のAGA版であるFAGA、中高年の女性に多く見られる頭部が均等にうすくなるびまん性脱毛症などがあります。

素人ではなかなかハゲの原因や特徴を区別できませんので、専門クリニックで診察を受けて適切な対策を行うようにしましょう。

ハゲの種類は全部で6種類

気になるハゲの種類ですが全部で6種類あり、それぞれ特徴があります。

M字ハゲ

M字ハゲは文字通りのハゲ方で、おでこの両サイドから抜け毛が進んでMの字のように後退していくタイプのハゲです。

医学的見解から見たM字ハゲは、AGAのⅠ型になります。

日本人に多いM字ハゲですが、おでこの両サイドから薄くなりますので比較的他のハゲよりも異変を気づきやすいことが特徴として挙げられます。

一方で、前髪を伸ばしてハゲを隠しやすく、ハゲがバレないようにごまかしやすいため薄毛の進行の抑制や治療への着手が遅れてしまう方も多いです。

U字ハゲ

U字ハゲはM字の両サイドと違って、全体的におでこから後退して最終的にU字のようになってしまうタイプのハゲです。

医学的見解から見たU字ハゲは、AGAのⅡVertex型、もしくはⅢ型にあたり、最も薄毛が進行したハゲのタイプになります。

薄毛治療を行う場合は、かなりの長期戦を覚悟しておく必要があります。

つむじハゲ

つむじ部分を中心に薄毛が進んだものをつむじハゲと言います。

生え際の中心でもあるつむじ部分は、正常でも頭皮がみえやすいため、少々薄毛が進んでも気づきにくく、発見が遅れるケースがよくみられるので注意が必要です。

身内や親類につむじハゲが多い方は、同じつむじハゲになってしまう可能性がありますので異変にすぐ気付けるように、つむじ付近の状態を日頃からしっかり確認しておきましょう。

てっぺんハゲ(O字ハゲ)

てっぺんハゲは頭頂部からハゲて上からのぞくと、O字に見えるハゲ方です。

こちらは医学的見解ではⅡ型になります。

前からみると髪の毛がフサフサしてそうに見えますが、後ろからみるとハゲが目立ってしまいます。

自分が気づいたころにはかなり進行が進んでいるケースもよくみられますので、つむじハゲと同じく注意が必要です。

バーコードハゲ

バーコードハゲは主に薄毛が進んだU字タイプのハゲの人が、どちらか側頭部側の髪を伸ばして頭頂部から反対側の側頭部付近に無理やり引き伸ばしてボリュームがあるようにみせるハゲ方です。

昨今ではあまり見られなくなりましたが、年齢が60代以降の方がよく「ハゲ隠し」または「見た目のボリュームアップ」を目的にこの髪型をされていました。

見栄を張っていたり、自分のありのままを受け入れられていない印象を与えてしまいますのであまりオススメしません。

若ハゲ(若年性AGA)

18歳から30歳ぐらいまでの間にひと目でみてもハゲが進行しているのがわかってしまうのが若ハゲです。

早い方だと18歳ぐらいには薄毛の傾向が見られ、身内や親類にもハゲの症状が若いうちから始まっている場合がよくあります。

もし身に覚えや該当者が親族にいる方は、遺伝だからと諦めずに早めに治療を始めることで薄毛の進行を抑えることが可能です。

できるだけハゲないようにするための改善策とは?

ハゲの主な原因は遺伝と男性ホルモンによる影響ですが、普段から髪や頭皮をケアしたり、生活習慣を改善することで薄毛の予防につながります。

食生活

普段の食生活も頭皮の健康状態に大きく影響してきます。

普段から高コレステロールや高脂質の食事が多い方は血行の状態が乱れ、頭皮や毛髪に十分な栄養が届かなくなってしまっている恐れがあります。

脂質やコレステロールを抑え、髪の栄養素であるタンパク質や亜鉛、ビタミンなどをバランスよく摂取することが大切です。

また、毎日の食事によるバランスが難しい場合は、アミノ酸や亜鉛が含まれたサプリメントの活用も有効的です。

睡眠不足

睡眠不足も毛髪の発育によい影響を与えません。

髪の毛の成長には成長ホルモンの分泌が大きく関与していますが、睡眠不足になってしまうと成長ホルモンの分泌が減少してしまい、発育に必要な栄養素が不十分な状態が続いてしまいます。

その結果、上手く毛髪の形成や成長が妨げられて薄毛になってしまいますので、十分な睡眠時間と質を心がけるようにしてください。

飲酒・喫煙

飲酒・喫煙も頭皮や毛髪に必要な栄養素が届きにくい要因の一つです。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させて血行を悪化させる働きがあり、アルコールも毛髪の成長に欠かせないアミノ酸をアルコールの分解で消費されて不足してしまいます。

一気に断ち切ってしまうのはストレスの原因になりますので、徐々に本数や量を減らすようにして改善を図りましょう。

ストレス軽減

過度なストレスが続くことで自律神経が乱れ、精神状態だけでなく頭皮の成長バランスも崩れます。

緊張状態が続くと血管が収縮しやすく抜け毛を引き起こしますので、適度な運動や息抜きを意識的に行ってストレスを発散するようにしましょう。

間違ったヘアケア

普段から使用しているシャンプーやヘアカラー、スタイリング剤の取り扱いにもあなたが知らない間に頭皮にダメージを与えている可能性があり、注意が必要です。

洗浄効果が高いシャンプーや自身の頭皮に合わないスタイリング剤などを長期間使用し続けることで、頭皮環境を悪化させている恐れがあります。

特に頭皮の湿疹や赤みは目視で確認しづらいため、気をつけましょう。

「かゆみがひどい」「頭皮が突っ張る」「フケが出てパサパサする」など、少しでも異変を感じたら使用を中止して、シャンプーやスタイリング剤を見直すようにしてください。

パーマ液やヘアカラー剤も頭皮に大きなダメージを与えますので、使用する頻度が多い方は要注意です。

抜け毛の改善によく使われる対策方法

スカルプシャンプー

最も手っ取り早く始められるのがスカルプシャンプーです。

スカルプシャンプーは頭皮の環境を整え、健康的な毛髪に導く有効成分が配合されたシャンプーで、抜け毛予防にも期待できます。

しかし、洗浄力が強く必要以上に皮脂の汚れを落としてしまう場合もありますので、少しでも異変を感じたら使用を中止してください。

また、スカルプシャンプーにはAGAを防ぐ効果はなく、あくまで抜け毛の予防であることを予め認識しておきましょう。

育毛剤

シャンプーの次に検討するものとして育毛剤があります。

育毛剤は「今生えている髪を健康的に育てる効果」に期待でき、洗浄力に重点をおいているシャンプーよりも有効成分は高いものが多いです。

しかし、育毛剤もAGAの進行を防ぐ効果はなく、毛量が増えるわけではありません。

スカルプシャンプーと同じように抜け毛の予防が目的になりますが、使用して少しでも違和感があれば無理に使用し続けないように気をつけましょう。

頭皮マッサージ・ケア

頭皮をマッサージして血行を促進し、頭皮や毛髪に栄養素が届きやすいようにする方法です。

頭皮マッサージを行うことで、髪の成長に関係する毛乳頭細胞を活性化し、毛量の増加やコシや太さが増すことにつながります。

薄毛がAGAの場合だと薄毛の進行をマッサージで防ぐことはできませんし、即効性もありませんが、自宅でかんたんにできて頭皮が硬くなってしまうことは予防できます。

費用もかかりませんし、毎日の習慣として取り入れてみると良いでしょう。

もし異常な抜け毛に該当したら⁉まずは無料カウンセリング

薄毛の対策には様々な方法がありますが、最も手っ取り早く薄毛を最短・最速で抑えるためには専門の医療機関による診察が一番オススメです。

一般の人が何が原因かわからず改善策を模索し続けるよりも、医学的根拠に基づいた方法についてアドバイスをもらう方が回り道をせずにすみます。

最近ではAGAを専門に扱うクリニックで、通院しなくても専門医が頭皮や毛髪の状態をオンラインで診察してくれるオンライン診療を導入しているところが急増しています。

初回カウンセリングを無料で行っているクリニックもありますので、プロの目とアドバイスを有効活用しましょう。

どのようなハゲ方や種類であっても医療機関で正しい診断を

ここではハゲ方の種類や特徴、その原因を押さえて正しい対策を行うための方法についてお伝えしました。

ハゲ方は人によって様々ですが、そのほとんどの原因は進行性の薄毛であるAGAです。

進行スピードも個人差がありますが、自然に治ることはありませんので対策が遅れれば遅れるほど治療に時間がかかってしまいます。

しかし、焦ってやみくもに色んな種類の育毛剤に手を出したり、独自の手法でヘアマッサージを行ってもあまり効果に期待できません。

まずはご自身の頭皮の状態やハゲの原因について正確な判断が必要です。

少しでも異変に気づいたら、専門クリニックに医学的根拠に基づいた診療を行ってもらい、現在の状態と今後の善後策についてアドバイスを受けるようにしてください。

もしそこで問題ないと診断してもらえれば安心できますし、治療が必要な場合でもあなたの頭皮や体質に合った治療方法を提案してくれます。

薄毛の疑いはプロの目で正しく確かめる。

それが薄毛の症状を最も早く食い止める方法です。

田名部 隆人
田名部 隆人

コンプレックスを解消してモテ男になりたい男性のために信憑性の高い「お役立ち」情報を発信中。

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