2023.10.10
AGA治療の血液検査はなぜ必要?わかることや検査方法を紹介!
AGA治療を受けるには、まずは血液検査を受ける必要があります。
「どうして血液検査が必要なの?」「血液検査でなにがわかるの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、血液検査の必要性やわかること、検査の方法、費用まで、血液検査について詳しく解説していきます!
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AGA治療で血液検査を行う理由とわかること
AGA治療で血液検査を行う主な理由は以下の4つです。
- 治療薬が使用できるかどうかの確認
- 薄毛の原因
- AGA治療の効果予測
- 遺伝子検査
それぞれの理由について詳しくみていきましょう。
1.治療薬が使用できるかどうかの確認
AGA治療では、主にフィナステリドやミノキシジルといった内服薬を服用しますが、副作用が生じる場合があります。
肝機能が低下している場合は肝機能障害を引き起こすリスクがあるため、投薬治療を受けられないという可能性があります。
血液検査では頭皮や体の健康状態を検査することができるため、投薬治療が可能な状態かを判断することが可能になります。
血液検査は、AGA治療が行えるかの判断基準ですね。
2.薄毛の原因
薄毛の原因はAGAだけではありません。
男性の薄毛はほとんどがAGAが原因であると言われていますが、甲状腺や免疫機能の異常など別の病気が原因ということもあります。
AGA治療はAGAの症状のみに有効です。
薄毛の原因によって治療方法が異なるため、原因を明確にする必要があります。
血液検査を行うことで、血中のヘモグロビンや甲状腺ホルモンの数値から、薄毛の原因がAGAかどうかを判断することで、適切な治療方法を提案することができるのです。
3.AGA治療の効果予測
血液検査でわかる様々な数値を元に、投薬治療の効果を予測することができます。
もちろん、薬の効果は薄毛の進行度や体質によって異なるため、完全に予測をすることはできません。
ただ、ある程度の効果予測を立てることで、個人にあった適切な薬の処方がしやすくなります。
4.遺伝子検査
AGAは遺伝的な要素が強いと言われているため、血液検査を行う際に遺伝子検査も兼ねる場合があります。
遺伝子検査では、遺伝的にAGAを発症しやすい体質かを判断します。
遺伝子検査でわかること
- 薄毛の原因がAGAなのかの判断材料
- AGAの早期発見・早期治療
ただ、遺伝子検査は必須の検査項目ではないことが多いため、別途料金が発生することが一般的です。
血液検査で治療NGが出た場合の対処法
投薬治療の可否を判断することができる血液検査。
「もし血液検査で治療ができない場合はどうしたらいいの?」と、不安を感じてしまいますよね。
ここでは、治療ができないと判断された場合の治療方法について解説していきます。
治療方法
フィナステリドやザガーロなどの投薬治療は、副作用のリスクがあったり、効果も今ひとつと判断された場合は以下のような治療方法を選択することができます。
- 外用薬
- メソセラピー
- 注入療法
- 自毛植毛
ただ、対処法はクリニックによって異なりますので、カウンセリングで確認する必要があります。
血液検査の方法・場所
血液検査は一般的な健康診断と同じく、注射で血液を採取します。
約7〜10日前後で分析結果が分かり、それを元に医師が適切な薬を処方してくれます。
AGA治療前の血液検査は主に次のような方法で行います。
- AGAクリニックで検査を受ける
- 皮膚科などの病院で検査を受ける
- 検査キットで自宅で検査する
AGAクリニックで検査を受ける
AGA専門のクリニックでは、薄毛の専門医が常駐しているため、精度の高い検査を受けることができます。
クリニックによって費用は異なりますが、カウンセリングから血液検査まで無料で受けられることが多いようです。
AGAの専門知識をもつ医師により問診やカウンセリングで、AGAに関するあらゆる悩みを相談できるので安心です。
皮膚科などの病院で検査を受ける
皮膚科などの病院でも血液検査を受けることができます。
AGA専門クリニックよりも身近にあるため通院しやすいことがメリット。
ただ、医師は薄毛治療に特化しているわけではないため、AGA専門クリニックに比べると検査の精度が落ちてしまうこともあります。
検査キットで自宅で検査する
クリニックや病院で検査を受けることが面倒…という方はオンラインでの検査や診察がオススメです。
指先を用いて自分で採血を行い、血液を郵送します。
採血方法も簡単ですので戸惑うこともないでしょう。
わざわざ医療機関へ通院する手間が省け、気軽に検査ができることがメリットです。
血液検査は半年に1回受けるのがベスト!
血液検査は、半年〜1ヶ月に一度受けることがオススメです。
AGA治療開始時の検査では問題なくても、治療を続けていくうちに副作用が現れていたり、体質が変化しているという可能性もあります。
安心して治療を受けるためにも、医師の指示に従い定期的に検査を行いましょう!
血液検査の費用
血液検査の費用相場は「5,000〜10,000円」。
AGA治療は保険適用外になるため、血液検査に関しても全額自己負担です。
遺伝子検査も兼ねて受ける場合は、費用はもう少し高くなります。
ただ、クリニックによっては血液検査は無料という場合もありますので、コストが気になる方は事前にチェックしてみてくださいね。
AGA専門クリニックで血液検査を行う流れ
AGA治療を受ける方法はいくつかありますが、精度が高いのはAGA専門クリニックでの治療です。
AGA専門クリニックで治療前の血液検査を受ける流れは以下のとおりです。
- 問診票の記入する
- カウンセリング
- 医師による問診
- 血液の採取
- 検査結果の報告
まずは、問診票を元にカウンセリングを行います。
カウンセリングでは、検査や治療内容、薬の種類や費用などの説明をしてくれます。
その後は医師による頭皮の状態の確認です。
診察後は血液を採取し、後日に検査結果を報告します。
まとめ
この記事では血液検査の必要性や検査方法など、詳しく解説してきました。
AGA治療前の血液検査は、薄毛の原因や治療の可否などを調べるために必要な検査です。
その結果をもとに医師が個人にあった治療方法を提案してくれます。
血液検査の流れや費用はクリニックや病院によって異なりますので、初回カウンセリングで医師やスタッフに確認してみてください!