2023.11.21
AGAの抜け毛には特徴がある!見極める4つのポイントとは?
実は、抜け毛はAGAを発症しているかの判断基準になることをご存知でしたか?
「抜け毛が増えてきたかも」「これってAGA?」といった不安がある方は、一度自分の抜け毛をチェックしてみるといいでしょう!
この記事では、正常な抜け毛とAGAの抜け毛の特徴について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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正常な抜け毛とは?
まず、正常な抜け毛とはどんな特徴があるのかみていきましょう。
ヘアサイクルが正常な場合、1日50本〜100本ほどの髪が抜け落ちます。
個人差や髪質もありますが、100本程度の抜け毛なら問題はありません。
正常な抜け毛の特徴
- 抜け毛の量は1日50本〜100本
- 根本に向かって太くなっている
- 毛根が丸みを帯びている
- 毛根に半透明の「毛根鞘」が付着している
- 髪が太くハリやコシがある
毛根に「毛根鞘」とよばれる半透明のプルプルとした物質が付着している場合は、正常な抜け毛と判断できるでしょう。
毛根鞘は、髪と頭皮を繋ぎ止める重要な組織です。
AGAの可能性がある抜け毛の特徴
抜け毛の状態が以下に当てはまっている場合はAGAの可能性が考えられます。
一度自分の抜け毛をチェックしてみてください。
- 抜け毛の本数が増えた
- 抜け毛が細く短い
- 毛根が小さい
- 毛根が尖っている
- 毛根鞘がない
それぞれを詳しく解説していきます!
抜け毛の本数が増えた
健康な人でも1日100本の髪は抜けるとされています。
ただ、抜け毛の量を一本一本数えて確認することは困難なため、どのように抜け毛量を確認すれば良いのかわかりませんよね。
判断基準としては、入浴時の排水溝、起床後の枕、ドライヤーをしているときなどに「普段より抜け毛が増えたかも」と感じたら、AGAを疑ってみてもよいかもしれません。
抜け毛が細く短い
AGAを発症している場合、細くて短い抜け毛が増えるという特徴があります。
ヘアサイクルが乱れてしまっているため、髪が太く成長する前に抜け落ちてしまうためです。
抜け毛の量が以前よりも増えているだけでなく、髪が細く短く抜け落ちている場合は、AGAを発症しているサインかもしれません。
毛根が小さい
通常の毛根は、毛先や毛の幹よりも膨らんでいます。
しかし、AGAを発症している場合は、毛根が小さい・毛根の膨らみがないという特徴があります。
毛根が小さい原因は、頭皮の栄養不足や血行不良が考えられるため、必ずしもAGAというわけではありませんが、参考にチェックしてみてもよいでしょう。
毛根鞘がない
毛根鞘とは、毛根に付いている半透明でプルプルしている組織のこと。
髪を頭皮に繋ぎ止める役割を担っている重要な組織です。
そんな毛根鞘がない抜け毛が増えている場合は、AGAを発症している危険性があります。
AGAによってヘアサイクルの成長期が短くなり、髪が育つ前に抜け落ちてしまっていることが原因です。
抜け毛に毛根鞘があるかないか、確認してみましょう!
正常な抜け毛とAGAの抜け毛の違い
ここまで、正常な抜け毛とAGAの抜け毛の違いについて解説してきました。
双方の違いをまとめておきます。
正常な抜け毛 | AGAの抜け毛 | |
抜け毛の量 | 50本〜100本 | 200本以上 |
髪質 | 太くハリやコシがある | 細く短い |
毛根の特徴 | 丸みを帯びている | 小さい・膨らみがない |
毛根鞘 | 半透明の「毛根鞘」が付着 | 「毛根鞘」がない |
上記の特徴と自分の抜け毛を比較して、自分でチェックしてみてください。
AGAの抜け毛に当てはまったら、まずは皮膚科や薄毛専門のクリニックに相談することが大切です。
AGAは放置しておくと薄毛が進行します
AGAは進行性の症状です。
そのため、何の対策もせずに放置していると、どんどん薄毛の範囲が広がっていきます。
「まあまだ気にしなくても大丈夫だろう」と思いがちですが、確実に薄毛が進行していくため、早めの段階で治療を行うことが大切です。
抜け毛が気になりはじめたら、まずは専門機関に相談してみることをおすすめします。