2022.08.22
包茎が原因でかかりやすい性病とは？その種類と症状について
男性器の悩みとして代表的な包茎ですが、悩む原因としてよくあるのが「ダサい。」「イケてない。」「自分に自信が持てない。」「裸の場面で堂々とできない。」など外見的な問題です。
しかし、包茎のデメリットは外見的な問題や悩み以外にも「不衛生になりがち。」という問題があり、そのまま放置することで性感染症の原因になってしまう場合があります。
この記事では包茎が原因でかかりやすい性病の種類や症状について、また性病にかかるリスクを回避する方法や予防について、詳しく解説していきます。
Index
性感染症（STD）とは
STDは、性感染症（Sexually Transmitted Diseases）の略語であり、あらゆる性行為によって感染してしまう病気の事で、一般的には性病と呼んでいます。
性行為の種類や相手・性別を問わず、亀頭周辺、陰茎や膣に付着している細菌やウイルスを自分やパートナーに付着させてしまう事で感染を引き起こす場合があります。
性器からだけではない⁉性病の発生経路
性感染症の発生原因となる病原体は、人間の体液（精液や膣液、血液など）から、主に人間が持つ性器を介して感染しますが、性器以外でも喉、鼻、口、眼、肛門などから感染する場合もあります。
アダルトビデオが流行しだした30年ほど前から性器を口や舌を使って刺激するオーラルセックス（口腔性交）が一般化した経緯もあって、セックス自体はしていなくても性病にかかる方が増えている要因とも言われています。
包茎だとかかりやすい性病TOP５と症状について
ここで主に性行為によって感染してしまう症状と原因について、代表的なものを５つ挙げてみました。
症状と原因は以下のとおりです。
梅毒
梅毒は性感染症の一つとして挙げられ、梅毒トレポネーマという細菌が粘膜から感染する事によって発生する病気です。
梅毒は性行為だけでなく、母子感染による先天性梅毒という間接的な感染によって発生する場合もあります。
症状は潜伏期間によって変化し、初期の頃では性器や口に小さな腫れ物ができたり、進行が進んで行く事で全身に炎症を起こしたり、脳や心臓の疾患を引き起こす原因となる場合もあります。
淋病
淋病も有名な性感染症の一つで、淋菌という菌が原因となって発症してしまう症状です。
こちらもあらゆる性行為によって粘膜に付着、感染して尿道から白っぽい分泌物が出たり、排尿時に痛みや違和感を感じます。
人によっては自覚症状がなく、感染している事を知らずに性行為によってパートナーにも感染させてしまう可能性が高いです。
少しでも違和感を感じたら専門医に診てもらうようにしましょう。
クラミジア
この名称も一度は耳にされた事がある方が多いと思いますが、こちらもよくある性感染症でいわゆる尿道炎です。
特に若年層で多くほとんどの方が自覚症状がありませんが、一部ではかゆみが出たり、尿道から薄い膿が出たりする場合があります。
自分では気づかない間にもらってしまうことから知らずに他人に移してしまうことから、世界的にも最も多い性感染症とも言われています。
HPV（ヒトパピローマウイルス）
ヒトパピローマウイルスは別名ヒト乳頭腫ウイルスとも言われ、女性で性交渉の経験がある方の二人のうち一人が生涯のうちに一度は感染すると言われているウイルスです。
主に股間周りを中心に発生しやすく、子宮頸がん、肛門がん、陰茎がん、膣がんなどのガン全般や鳥のとさかのようなブツブツが亀頭周りに発生する尖圭コンジローマの発生に関わっています。
特に若い女性を中心に増加傾向と言われていますので、性交渉をきっかけに発症する恐れがあるウイルスです。
包茎の人も発症しやすい病気ですので、心配な方は治療を検討しましょう。
HIV・エイズ
HIVはヒト免疫不全ウイルスを略した名称で、文字通り人間の免疫を下げてあらゆる病気リスクを上げてしまう怖い病気です。
主に性交渉をきっかけに血液や体液を介して発症しますが、基本的に無症状で人によっては10年も自覚症状がない場合もあって、知らずに感染を拡げてしまう恐れがあります。
徐々に免疫が下がってきてあらゆる病気を引き起こしますが、HIVが進行すると後天性免疫不全症候群で一般的にエイズと呼ばれる病気に発展する可能性が出てきます。
昔のように死の病ではありませんが、HIVは現在の医療では完治することができませんので感染しないように予防することが大切です。
性病はどうやって予防すればよいのか？
コンドームを着用する
コンドームは避妊だけでなく性病感染の予防にも大変効果的です。
避妊目的で着用する方がほとんどですが、オーラルセックスや肛門性交であるアナウセックス時の感染予防にも有効ですので着用するようにしましょう。
ただし、正しい着用の仕方や使用をしないと効果も半減しますし、包茎の方はコンドームがダブつきやすい傾向がありますので注意が必要です。
ワクチン・予防薬
一部の性病にはワクチンや薬の服用による予防があります。
ヒトパピローマウイルスに対するワクチン接種や、HIV予防対策として性交渉の後に飲むPEPなどが信頼性の高い予防法として知られています。
性器を清潔に保つ
行為が終わったあとももちろんですが、性行為の前に体や性器をしっかり洗って清潔に保つことも大事です。
また体や性器だけでなく、手洗いやうがいをするようにしましょう。
手や口で性器に触れることで菌が付着して感染させてしまう恐れがあります。
自力で剥くことが困難なカントン包茎や真性包茎の場合は、どうしても恥垢が溜まりっぱなしになり、清潔を維持できませんので早期治療を検討すると良いでしょう。
定期的に検査する
性感染症の特徴として無症状の期間が長いことが挙げられ、その間にパートナーの方や性交渉した相手に感染させてしまう可能性があります。
特に不特定多数の方と性交渉する機会がある方は、自身の感染だけでなく他に感染者を増やしてしまうことへの予防にもなりますので定期的に検査するようにしましょう。
性病だけではない⁉包茎が原因でかかりやすい病気
性行為による病気だけでなく、包茎自体が原因でかかってしまう病気もあります。
よくある病気や症状には以下の注意が必要です。
亀頭包皮炎
亀頭包皮炎は包皮が赤く腫れて亀頭と包皮の内側に炎症を起こす病気で、包茎の方が発症しやすい症状です。
通常時や排尿時に痛みが出て、ひどい場合ですと膿が出る場合もあります。
主な原因は包皮と亀頭の間に溜まる恥垢によって感染が起こり、炎症を引き起こすからです。
自力で剥ける仮性包茎の方はシャワーでこまめに洗い流すなど清潔に保ちましょう。
尿路感染症
尿路感染症は、尿道に細菌やウイルスが侵入して感染する病気です。
尿が体外へ排出される方向とは反対の方向、つまり尿道口の方から奥にある＊腎盂（じんう）に細菌やウイルスが侵入して感染症を起こします。
ペニスを不衛生な状態にしている事が要因として挙げられていますが、恥垢が溜まって菌が繁殖しやすくなった包茎が原因でより発症するリスクが高まると言われています。
尿道口や亀頭を中心に清潔を保つようにする事が、予防の第一歩です。
＊腎盂（じんう）・・・腎臓の中にある尿を貯めて置く部分
陰茎ガン
陰茎ガンは扁平上皮癌とも言われ、陰茎部に悪性の腫瘍ができる症状です。
自覚症状があまりないことから早期に発見できる機会が少ないとも言われています。
進行が進むと排尿がしづらくなる場合があり、そういった症状が見られる場合は恥ずかしがらず早めに見てもらいましょう。
陰茎ガンが発生してしまう原因として考えられる要因の一つに、亀頭包皮炎と同じく恥垢による不衛生があります。
また、陰茎ガンを持つ男性と性的関係を持った女性は、子宮頸がんのリスクも高まってしまいます。
自分だけの問題ではなくなるケースも起こり得ますので、少しでも気になる症状があれば早めに専門医の診察を受けるようにしましょう。
まとめ
この記事では包茎が原因でかかりやすい性病の種類や対策について解説しました。
ここまでの内容をまとめますと
- 性病は性器からだけでなく、口や手からも感染経路になりうる
- 性病は無症状のものが多く、知らない間に他人にうつす可能性がある
- 包茎は不衛生になりがちのため、性病や包茎が原因の病気にかかりやすい
- コンドームは避妊だけでなく性病の感染予防の効果も高い
- 自力で剥けない包茎は病気リスクが高いため早期治療が望ましい
以上の内容に気をつけてしっかりと予防や感染対策を行うことで感染リスクを抑えることができるかと思います。
主に性交渉をきっかけに感染する性感染症ですが、包茎が原因で発症しやすい病気や症状も多く、自分だけでなくパートナーの方にも迷惑をかけてしまう恐れがあります。
特に自覚症状がないものが多いため、日頃から清潔を保つように心がけたりコンドームを正しく使用することが感染予防の観点からも大事です。
包茎は性交渉の悩みだけでなく、高齢者でも介護を心配して治療を希望する方が年々増加傾向にあるように、人によっては一生悩まされる問題でもあります。
少しでも気になる方は専門クリニックの無料カウンセリングを活用してみて下さい。
各都道府県ごとに評価の高い包茎クリニックをお探しの場合は、こちらの内容を参考にしていただけます。
失敗しない包茎治療はココ！オススメの包茎クリニック5選
包茎治療は何度も通院や治療をするのではなく、一生に一度きりの大事な治療です。
失敗して後から治療したことを後悔しないためには、専門クリニックの選択を間違わないことが何よりも大切。
ここでは包茎クリニック選びで大事なポイントとなる
- 豊富な治療実績
- 高い医療技術
- 患者様ファースト
- 明朗会計
- 充実したアフターケア体制
以上の５つを高いレベルで提供されている大手クリニックに厳選してご紹介します。
それぞれ特徴や強みが違いますので、ご要望にマッチした選択をして下さい。
ABCクリニック
治療の質と費用のコストバランスを第一にお考えの方にオススメのクリニックが、優れたコストパフォーマンスで知られるABCクリニックです。
ABCクリニックは全国に21店舗を展開している男性専用の美容外科クリニックで、年間平均来院数も11,726人と特に20〜30代の若い世代の男性から高い支持を得ています。
包茎手術だけでなく亀頭増大や長茎術といったペニスの強化も人気で、幅広い治療に対応していることや、痛みが心配な方には二重麻酔で徹底した減痛治療を行うなど、患者様一人ひとりに寄り添った対応が大変好評です。
実績豊富な執刀医の治療が比較的安価で受けることができ、質と費用のバランスが最も取れたクリニックとして口コミでも高く評価されています。
開業当初から徹底した明朗会計で、質の高いアフターサービスも治療費込みで受けられるなど、安心して治療の相談ができるでしょう。
メンズライフクリニック
メンズライフクリニックは全国に15院展開している男性専門美容クリニックです。
全て男性スタッフで構成されていて完全予約制で個室も完備。
デリケートな悩みであるペニスの相談も周りを気にせず安心して行えます。
メンズクリニックの強みは症例実績10万人以上という高い信頼性と、完全ハンドメイドによるクオリティ―重視の治療です。
高度な医療技術を持った専門医による手技で、自然な仕上がりと痛みの少ない治療を行ってくれるだけでなく、他院の手術による失敗や満足できなかった修正治療も得意にしています。
長茎・短小手術など男性器全般の治療も幅広く対応していますので、総合的にペニスのコンプレックスを解消したい方にオススメです。
アトムクリニック
アトムクリニックは包茎治療実績15,000件以上を誇る、経験豊富なクリニックです。
モットーは、「傷跡は目立たせず、きれいな仕上がりは当たり前。」
長年の経験をもとに考案された独自の施術方法「Narumi式美容包茎手術」では、包茎を治すだけではなく理想の美しい仕上がりにしてくれます。
また、完全予約制でカウンセリングから診察まで完全個室。
プライバシーの配慮を徹底しているため誰にも知られず治療が可能です。
包茎手術では、治療後に高額請求される事例が問題視されています。
アトムクリニックでは、患者様が事前に費用を把握可能なシステムを取り入れているため、費用面でのトラブルに対する心配も不要です。
術後の仕上がりやプライバシーへの配慮を重視したい方におすすめのクリニックです。
上野クリニック
全国で知名度も高く、実績豊富な大手美容クリニックといえばタートルネックを半被りした男性モデルで有名な上野クリニックです。
上野クリニックは日本全国の主要都市を中心に15店舗を展開。創業は約31年(2022年度）で総来院数は30万人以上、年間包茎手術実績が1万人を超えるという高い実績を誇ります。
「より自然な仕上がり」を実現する専門医たちで構成された上野クリニックでは、高い治療技術だけでなく、包茎手術を検討される男性に対して10 + 2の安心を約束していることも高評価を得ている要因です。
サポート体制も万全で、包茎だけでなく男性器全般のお悩みもご相談でき、24時間電話相談できる窓口を設置しているなど、急なトラブルや不安にも迅速に対応してくれます。
治療だけでなく術後も安心して過ごすために、治療実績やアフターケアを重視される方にオススメのクリニックです。
東京ノーストクリニック
東京ノーストクリニックは創業33年（2023年度）と大手美容クリニックの中で最も老舗のクリニックで、業界でも最多の35店舗を展開している大手クリニックです。
東京ノーストクリニックは都内だけでも5店舗、首都圏・東海・関西にある主要都市はもちろんのこと、盛岡や新潟・長野、西日本では高松や松江といった地方都市にも店舗があって日本全国どこでも通いやすく相談しやすいといった特徴があります。
また、通いやすいだけでなく安価な料金設定で治療を受けやすいことや、切らない包茎手術から仕上がりに特化した治療方法まで患者様のニーズに合わせた提案をしてくれます。
口コミや紹介で来られる方も多く存在し、症例実績も12万件以上（2022年現在）と、これまで治療に対して躊躇されていた方も安心して治療の相談をすることができるでしょう。
公式サイトからWEB予約すると治療費から1万円割引が適用されるなど、患者側にとって嬉しいサービス体制が充実していることも高評価を得ている理由でもあります。
- 田名部 隆人
-
コンプレックスを解消してモテ男になりたい男性のために信憑性の高い「お役勃ち」情報を発信中。
