2022.11.22
包茎手術の縫合糸はどれを選ぶ?抜糸タイプか抜糸不要の糸か
包茎手術に使用する糸は、全て同じだと思っていませんか?
実は、「抜糸タイプ」と「抜糸不要のタイプ」の2種類の糸があります。
この記事では、包茎手術で使用される糸についてそれぞれの違いやメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
縫合糸についてきちんと理解した上で、包茎手術に挑みましょう!
Index
包茎手術に使われる糸は2種類!
包茎手術は、ペニスの包皮を切除・縫合します。
そのため、縫合するための「糸」が必要です。
縫合糸には「抜糸不要のタイプ(吸収糸)」と「抜糸タイプ(ナイロン糸)」の2種類どちらかの糸が使用されます。
抜糸不要のタイプ(吸収糸)
抜糸不要のタイプは、放って置くと勝手に糸が解けていきます。
体内に一部が吸収されて、ボロっと剥がれていくため抜糸する必要がありません。
抜糸不要のタイプは自然と溶けるとイメージされがちですが、体の免疫反応によって一部が溶けていきます。
水分に触れていると分解されていき、だんだんと構造がもろくなり、最後には体内に吸収されていくという仕組みです。
抜糸タイプ(ナイロン糸)
抜糸タイプは「溶けない糸」とも言われ、抜糸する必要があります。
包茎手術や美容整形でよく使用される糸が抜糸タイプです。
抜糸不要のタイプのメリット・デメリット
抜糸不要のタイプは抜糸の必要がないため、「忙しい方」や「通院が面倒な方」は抜糸不要のタイプを選択したくなるのではないでしょうか。
しかし焦ってはいけません。
抜糸不要のタイプにはリスクも存在しています。
ここでは、抜糸不要のタイプのメリットとデメリットをお伝えしていきます!
抜糸不要のタイプのメリット
まず、抜糸不要のタイプのメリットをご紹介します。
再来院が不要
抜糸不要のタイプのメリットは、やはり「再来院が不要」ということ。
一度抜糸不要のタイプで縫合すれば、基本的には抜糸が不要で再来院の必要もありません。
仕事が忙しい方や、遠方から来院される方にとってはオススメの縫合糸です。
抜糸不要のタイプのデメリット
抜糸不要のタイプのデメリットとしては以下の5つが挙げられます。
- 抜糸タイプよりも費用が高い
- 身体が拒否反応を起こしてしまう場合がある
- 傷跡として残りやすい
- 糸が溶けるまでに時間がかかる
- 完全に吸収できない可能性もある
抜糸タイプよりも費用が高い
抜糸不要のタイプは抜糸タイプよりも費用が高いことが特徴です。
例えば、タートルネックのCMで有名な上野クリニックでは以下のような値段の違いがあります。
- 抜糸タイプ(環状切開法):79,200円
- 抜糸不要のタイプ(環状切開法):110,000
3万円ほど、抜糸不要のタイプの方が高いということが分かるでしょう。
特殊な糸を使用しているため、抜糸タイプよりもお金がかかってしまいます。
縫合糸を選ぶ際には気をつけて下さい。
身体が拒否反応を起こしてしまう場合がある
抜糸不要のタイプを使用する場合、体質によっては身体が拒否反応を起こしてしまうこともあります。
拒否反応を起こしてしまうと、縫合部分に膿ができたり、リンパ液が出てきてしまい、結局抜糸をする必要があります。
せっかく高い費用を払って抜糸不要のタイプを使用したのに、抜糸をする必要が出てきてしまうと本末転倒です。
抜糸不要のタイプを使用するかどうかは、きちんと医師と相談した上で決定しましょう。
傷跡として残りやすい
先述したように、抜糸不要のタイプの一部は体の免疫反応で溶けるもの。
そのため、糸が溶けていく際に縫合部が炎症してしまう方や、縫った痕が付いてしまったという方も多くいらっしゃいます。
炎症を起こすと「炎症後色素沈着」をきたし、傷がきれいに治らないということもあり得るため、傷跡を気にする方は吸収糸は避けた方が良さそうです。
糸が溶けるまでに時間がかかる
抜糸不要のタイプは、抜糸タイプに比べて太いため、糸が溶けるのに1ヶ月ほどかかってしまいます。
縫合糸によって、ペニスを締め付けている時間が長くなるため、傷の治りが悪くなってしまうことがあります。
結局抜糸しなければならない可能性もある
本来、抜糸不要のタイプは体内で使用する縫合糸です。
そのため、体内に入っている糸は溶けますが、縫い目の外に出ている部分は溶けずに残ってしまいます。
外に出ている糸は時間が経つとポロっと取れるそうですが、縫合糸が完全に取れるのは時間がかかりそうです。
「縫合糸が1ヶ月経っても取れない!」「締め付けられて痛い…」ということで、結局抜糸される方も多くいることも事実です。
抜糸タイプのメリット・デメリット
抜糸不要のタイプとは違い、再来院の必要がある抜糸タイプ。
「抜糸が怖い…」という方にとっては避けたい縫合糸かもしれません。
ただ、安全面から考慮するとメリットもたくさんあります。
ここでは抜糸タイプのメリットとデメリットをご紹介していきます。
抜糸タイプのメリット
抜糸タイプのメリットとしては、以下の4つが挙げられます。
- 縫合が解けにくい
- 仕上がりが綺麗
- 再来院するため経過を観察してもらえる
- 感染のリスクが少ない
仕上がりが綺麗
抜糸タイプは、糸自体が細いため仕上がりが綺麗になります。
抜糸不要のタイプは、体の免疫に反応するため縫った後が付きやすいですが、抜糸タイプは汚れもつきづらく、縫った痕が残りづらいというメリットがあります。
再来院するため経過を観察してもらえる
抜糸を行うため再来院する必要がありますが、同時に経過も確認してくれるというメリットがあります。
手術後のペニスは痛みや腫れなどで不安がいっぱいです。
抜糸前に医師がペニスの状態を確認してくれることで、トラブルが起こりにくくなりますし、不安軽減にも繋がります。
抜糸タイプのデメリット
一方抜糸タイプのデメリットは、「抜糸をする必要がある」ということ。
通常は1週間〜2週間で抜糸を行います。
もう1度クリニックに行く必要があり、「面倒…」「抜糸するのが怖い」と思う方も多いでしょう。
ただ、抜糸自体はチクチクする程度で、痛みを過度に感じる方は少ないです。
また、抜糸不要のタイプであると糸が溶けるのに1ヶ月以上かかりますが、抜糸タイプですと2週間程度で糸が解けます。
その分、新しい自分を早く楽しめるのではないでしょうか?
通院が面倒なら抜糸不要タイプ!傷跡が気になるなら抜糸タイプ!
ここまで、抜糸不要のタイプと抜糸タイプのメリット・デメリットについてお伝えしてきました。
縫合糸を選択する際には、以下のポイントが重要になってきます。
- 通院や抜糸が面倒なら「抜糸不要のタイプ」
- 仕上がりをできるだけ綺麗にしたいのなら「抜糸タイプ」
遠方に住んでいる、抜糸が怖いという方以外は、多少面倒でも、感染症や傷の治りを考えると抜糸不要のタイプを選択するのが良さそうです。
失敗しない包茎治療はココ!オススメの包茎クリニック5選
今回紹介した縫合糸についてや、手術における希望などを通すには、医師やカウンセラーの「患者との向き合い方」が非常に重要です。
失敗して後から治療したことを後悔しないためには、専門クリニックの選択を間違わないことが何よりも大切。
ここでは包茎クリニック選びで大事なポイントとなる
- 豊富な治療実績
- 高い医療技術
- 患者様ファースト
- 明朗会計
- 充実したアフターケア体制
以上の5つを高いレベルで提供されている大手クリニックに厳選してご紹介します。
それぞれ特徴や強みが違いますので、あなたのご要望に合わせて選択してみて下さい。
ABCクリニック
治療の質と費用のコストバランスを第一にお考えの方にオススメのクリニックが、優れたコストパフォーマンスで知られるABCクリニックです。
ABCクリニックは全国に21店舗を展開している男性専用の美容外科クリニックで、年間平均来院数も11,726人と特に20〜30代の若い世代の男性から高い支持を得ています。
包茎手術だけでなく亀頭増大や長茎術といったペニスの強化も人気で、幅広い治療に対応していることや、痛みが心配な方には二重麻酔で徹底した減痛治療を行うなど、患者様一人ひとりに寄り添った対応が大変好評です。
実績豊富な執刀医の治療が比較的安価で受けることができ、質と費用のバランスが最も取れたクリニックとして口コミでも高く評価されています。
開業当初から徹底した明朗会計で、質の高いアフターサービスも治療費込みで受けられるなど、安心して治療の相談ができるでしょう。
メンズライフクリニック
メンズライフクリニックは全国に15院展開している男性専門美容クリニックです。
全て男性スタッフで構成されていて完全予約制で個室も完備。
デリケートな悩みであるペニスの相談も周りを気にせず安心して行えます。
メンズクリニックの強みは症例実績10万人以上という高い信頼性と、完全ハンドメイド によるクオリティ―重視の手術です。
高度な医療技術を持った専門医による手技で、自然な仕上がりと痛みの少ない治療を行ってくれるだけでなく、他院の手術による失敗や満足できなかった修正治療も得意にしています。
長茎・短小手術など男性器全般の治療も幅広く対応していますので、総合的にペニスのコンプレックスを解消したい方にオススメです。
アトムクリニック
アトムクリニックは包茎治療実績15,000件以上を誇る、経験豊富なクリニックです。
モットーは、「傷跡は目立たせず、きれいな仕上がりは当たり前。」
長年の経験をもとに考案された独自の施術方法「Narumi式美容包茎手術」では、包茎を治すだけではなく理想の美しい仕上がりにしてくれます。
また、完全予約制でカウンセリングから診察まで完全個室。
プライバシーの配慮を徹底しているため誰にも知られず治療が可能です。
包茎手術では、治療後に高額請求される事例が問題視されています。
アトムクリニックでは、患者様が事前に費用を把握可能なシステムを取り入れているため、費用面でのトラブルに対する心配も不要です。
術後の仕上がりやプライバシーへの配慮を重視したい方におすすめのクリニックです。
上野クリニック
全国で知名度も高く、実績豊富な大手美容クリニックといえばタートルネックを半被りした男性モデルで有名な上野クリニックです。
上野クリニックは日本全国の主要都市を中心に15店舗を展開。創業は約31年(2022年度)で総来院数は30万人以上、年間包茎手術実績が1万人を超えるという高い実績を誇ります。
「より自然な仕上がり」を実現する専門医たちで構成された上野クリニックでは、高い治療技術だけでなく、包茎手術を検討される男性に対して10 + 2の安心を約束していることも高評価を得ている要因です。
サポート体制も万全で、包茎だけでなく男性器全般のお悩みもご相談でき、24時間電話相談できる窓口を設置しているなど、急なトラブルや不安にも迅速に対応してくれます。
治療だけでなく術後も安心して過ごすために、治療実績やアフターケアを重視される方にオススメのクリニックです。
東京ノーストクリニック
東京ノーストクリニックは創業33年(2023年度)と大手美容クリニックの中で最も老舗のクリニックで、業界でも最多の35店舗を展開している大手クリニックです。
東京ノーストクリニックは都内だけでも5店舗、首都圏・東海・関西にある主要都市はもちろんのこと、盛岡や新潟・長野、西日本では高松や松江といった地方都市にも店舗があって日本全国どこでも通いやすく相談しやすいといった特徴があります。
また、通いやすいだけでなく安価な料金設定で治療を受けやすいことや、切らない包茎手術から仕上がりに特化した治療方法まで患者様のニーズに合わせた提案をしてくれます。
口コミや紹介で来られる方も多く存在し、症例実績も12万件以上(2022年現在)と、これまで治療に対して躊躇されていた方も安心して治療の相談をすることができるでしょう。
公式サイトからWEB予約すると治療費から1万円割引が適用されるなど、患者側にとって嬉しいサービス体制が充実していることも高評価を得ている理由でもあります。
医師と相談して自分に合った縫合糸を選びましょう!
この記事では、包茎手術で使用される縫合糸の使い分けについて解説してきました。
抜糸不要タイプと抜糸タイプには、それぞれにメリット・デメリットがありましたが、縫合糸の良し悪しは自分では判断しづらいのが現状。
自分にはどの糸が合っていそうか軽く考えた上で、最終的には医師と相談しながら縫合糸を決めていくことがベストでしょう!