2022.07.12
真性包茎を放置するとどうなる?その危険性と解決方法について
包茎とは亀頭に包皮が被さったペニス全体のことですが、包皮の被り具合や状況によって大きく3つのタイプに分類されます。
この記事では真性包茎についての詳しい内容や、真性包茎に対してどのように向き合えば良いのかなどの対処方法について解説していきます。
Index
重度の包茎である真性包茎を見分ける方法
真性包茎とは通常時だけでなく勃起しても亀頭が露出しない包茎のことで、包茎の中で最も重症な包茎と言われています。
見た目の問題だけでなく、病気リスクや性交渉がまともに行えないといった機能面での問題も多く日本では真性包茎は病気扱いです。
自身の包茎が真性包茎かどうかは以下の3つから判断できます。
通常時に亀頭が包皮に隠れてほとんど見えない
包皮の被り具合が大きいほど重度の包茎という扱いになりますが、真性包茎は最も被り具合が大きく通常時にほとんど亀頭が見えない状態です。
もし尿道口付近しか亀頭が露出していない場合は真性包茎の可能性があります。
勃起しても亀頭がほとんど露出しない
通常時はおろか勃起時にも亀頭が露出しない場合は真性包茎であると考えて問題ありません。
他の包茎と大きく違う部分が勃起時に亀頭が露出するかどうかですが、もし勃起時にも亀頭がほとんど露出していない方は真性包茎を疑いましょう。
自力で包皮を剥くことができない
自力で包皮を剥こうとすると激しい痛みが生じて剥くことが困難な方も、真性包茎である可能性が高くなります。
他に自力で剥くことが困難な包茎としてカントン包茎の存在が挙げられますが、どちらの包茎であったとしても危険であることに変わりはありません。
自力で剥くと痛みや抵抗がある方は早めに医療機関で診察することをオススメします。
放置しておくとこれだけ危険⁉真性包茎の7つのデメリット
真性包茎をそのまま放置しておくとどのようなデメリットがあるのでしょうか。
次の7つが挙げられます。
不衛生な状態を維持してしまう
包茎は包皮が亀頭を覆ってしまっているため、亀頭と包皮の間に恥垢(チンカス)が溜まりやすいというデメリットがあります。
自力で剥いて清掃が可能な仮性包茎と違って真性包茎は溜まりっぱなしの状態になり、様々な悪影響を及ぼすことから早期治療が必要です。
悪臭を放つ
真性包茎は恥垢が溜まったまま維持してしまうことで、悪臭を発生させる原因にもなります。
自力で除去できないため、不快なニオイまで維持してしまいます。
病気のリスクが高くなる
恥垢が溜まったままの状態だとニオイだけでなく、亀頭包皮炎などの炎症や尖圭コンジローマのようなヒトパピローマウイルス感染症を患う可能性が高くなります。
無理に性行為を行うとパートナー女性にうつしてしまう可能性が高いと言われています。
陰茎ガンに発展する可能性がある
不衛生の状態を維持することで性感染症だけでなく陰茎ガンを発症してしまう恐れがあります。
陰茎ガンを発症する可能性自体は*他の悪性腫瘍と比較して10万人あたり0.2人の割合と低いとされていますが、実際に陰茎ガンを発症した方の多くが包茎を合併していると言われています。
*参考元:国立がん研究センター 東病院
性行為がまともにできない
勃起しても亀頭が露出しないため、まともなセックスができない傾向にあります。
コンドームを着用することで性感染症を発症させてしまう可能性を抑えることはできますが、肝心のピストン運動時に亀頭が刺激に耐えられない、痛みが出るなど満足いくセックスができません。
早漏になりやすい
亀頭が常に露出できないため全く鍛えられず、ちょっとした刺激ですぐに射精してしまう早漏の傾向が見受けられます。
先細りになりやすい
亀頭が常に包皮に覆われているため亀頭の成長が阻害された状態が維持され、いわゆるペニスの先っちょが細い「先細り」になる可能性があります。
亀頭が刺激に敏感で弱い
早漏や先細りと同様、亀頭が全く外部に触れていないことから、ちょっとした刺激にも敏感で痛みに弱いペニスになります。
亀頭と包皮が癒着した状態のため、少しでも剥こうとすると痛みが生じてしまって自力で剥くことができません。
自信が持てずED発症の可能性がある
見た目だけの問題でなく、仮性包茎と違って性行為をまともに行えないことで男として自信が持てなくなります。
この状態が続くと心因的ストレスにもつながり、ひどい場合は勃起不全であるEDを発症する可能性も無視できません。
以上のように真性包茎は日常生活・性生活の両面で不都合が生じる包茎であることがわかります。
そのまま放置しておかず、早めに医療機関に相談して治療を行うようにしましょう。
【要注意】矯正器具を使った方法は絶対に止めましょう
真性包茎の相談を恥ずかしいからと言ってそのまま放置することだけでなく、矯正器具を使って自力で解消しようとする行為も危険です。
矯正器具は包茎を根本的に治すものではないことをまず認識しておくことが大切です。
あくまで剥きグセをつけて自然に剥けてくるように促すといったコンセプトで作られていますが、成長期を終えた大人の包茎は自然に治る可能性は限りなく低いとされています。
商品も医学的根拠に乏しいものがほとんどで、効果が証明されていないものが大半です。
特に亀頭と包皮が癒着してしまっている真性包茎は、無理に剥こうとすると裂傷して出血する恐れや化膿して炎症や感染症を引き起こす原因になりますので絶対に使用しないようにして下さい。
矯正器具に関する詳しい内容についてはこちらの記事を参考にして下さい。
保険診療と自由診療。どちらで治療すべき?
保険診療で包茎治療するメリット・デメリット
真性包茎の唯一のメリット(メリットと言えるかどうか疑問ですが)が保険適用の手術が可能なことです。
町の泌尿器科や総合病院など包茎手術を行っているクリニック全般で保険適用の手術が受けられますので、費用も約3万円前後と包茎手術の中でも格安で済みます。
しかし、保険診療による包茎手術は術後の仕上がり具合まで考慮してくれないというデメリットもありますので、もし治療する場合は予め念頭に置いておきましょう。
自由診療で包茎治療するメリット・デメリット
一方、包茎を専門に扱う男性美容外科クリニックは余った包皮を切除するだけでなく、傷跡が目立たず自然な仕上がりを実現してくれる施術を行ってくれます。
美容外科での治療のデメリットは治療費が全額負担で治療内容も特殊なため、高額になってしまう点が挙げられます。
術後の見栄えも気になる方は最初から自由診療がベター
包茎の解消だけでなく見た目の解消も大変重要ですし、保険診療内で治療を受けても見栄えが不自然になって、結局美容外科で修正治療を受ける方も少なくありません。
包茎手術の主な方法としては、余ってしまっている包皮を執刀によって切除して包茎を解消します。
長期的視点で考えると少々高額になっても包茎専門の美容外科クリニックで治療を受ける方が良いと言えます。
ただし、包茎クリニックであればどこでもいいわけではなく、クリニック選びや治療方法の選択はじっくり慎重に行う必要がありますので慌てて治療しないように注意して下さい。
相談先クリニックの選び方についてはこちらの記事を参考にしていただけます。
重度の包茎も早期治療で力強いペニスに変わる
デメリットだらけの真性包茎ですが、医療機関で治療を行うことでほとんどのデメリットを回避できるだけでなく、治療内容によっては立派で力強いペニスに改良することが可能です。
男性器を専門に扱う美容外科クリニックでは、包茎の解消だけでなく亀頭を大きくする亀頭増大や短小を解消する長茎術、早漏防止の早漏治療といったペニスの改良施術も豊富に扱っています。
包茎手術との同時施術を可能にしているクリニックも多いので、包茎の解消だけでなく立派なペニスにしたい方は相談してみると良いでしょう。
真性包茎に該当する方もそのまま諦めたり一人で抱え込まず、まずは医療機関に相談して善後策を考えるようにして下さい。
真性包茎は早期治療の一択。早めにクリニックに相談を
この記事では真性包茎について詳しい内容と対策について解説してきました。
ここまでの内容をまとめますと
- 真性包茎は日常生活、性生活共に問題が多い
- 真性包茎は仮性包茎と違って病気扱い
- 真性包茎は最も重症な包茎でデメリットが多い
- 真性包茎で矯正器具使用は絶対NG
- 保険診療と自由診療、どちらでも治療可能
- 術後の見栄えも考慮するなら自由診療一択
- 真性包茎でも治療方法によっては立派なペニスが実現可能
以上の内容を押さえて早めに医療機関に相談すればするほど真性包茎によって起こりうる病気リスクや様々な不都合を早期に回避することができます。
また、包茎の解消だけでなく治療方法の正しい選択によって立派なペニスへと変貌を遂げることも十分可能です。
包茎の中でも重度な真性包茎だからといって自分を卑下するようなことはせず、ポジティブに生きるためにも一刻も早く医療機関に相談するようにして下さい。
失敗しない包茎治療はココ!オススメの包茎クリニック5選
包茎治療は何度も通院や治療をするのではなく、一生に一度きりの大事な治療です。
失敗して後から治療したことを後悔しないためには、専門クリニックの選択を間違わないことが何よりも大切。
ここでは包茎クリニック選びで大事なポイントとなる
- 豊富な治療実績
- 高い医療技術
- 患者様ファースト
- 明朗会計
- 充実したアフターケア体制
以上の5つを高いレベルで提供されている大手クリニックに厳選してご紹介します。
それぞれ特徴や強みが違いますので、ご要望にマッチした選択をして下さい。
ABCクリニック
治療の質と費用のコストバランスを第一にお考えの方にオススメのクリニックが、優れたコストパフォーマンスで知られるABCクリニックです。
ABCクリニックは全国に21店舗を展開している男性専用の美容外科クリニックで、年間平均来院数も11,726人と特に20〜30代の若い世代の男性から高い支持を得ています。
包茎手術だけでなく亀頭増大や長茎術といったペニスの強化も人気で、幅広い治療に対応していることや、痛みが心配な方には二重麻酔で徹底した減痛治療を行うなど、患者様一人ひとりに寄り添った対応が大変好評です。
実績豊富な執刀医の治療が比較的安価で受けることができ、質と費用のバランスが最も取れたクリニックとして口コミでも高く評価されています。
開業当初から徹底した明朗会計で、質の高いアフターサービスも治療費込みで受けられるなど、安心して治療の相談ができるでしょう。
メンズライフクリニック
メンズライフクリニックは全国に15院展開している男性専門美容クリニックです。
全て男性スタッフで構成されていて完全予約制で個室も完備。
デリケートな悩みであるペニスの相談も周りを気にせず安心して行えます。
メンズクリニックの強みは症例実績10万人以上という高い信頼性と、完全ハンドメイドによるクオリティ―重視の治療です。
高度な医療技術を持った専門医による手技で、自然な仕上がりと痛みの少ない治療を行ってくれるだけでなく、他院の手術による失敗や満足できなかった修正治療も得意にしています。
長茎・短小手術など男性器全般の治療も幅広く対応していますので、総合的にペニスのコンプレックスを解消したい方にオススメです。
アトムクリニック
アトムクリニックは包茎治療実績15,000件以上を誇る、経験豊富なクリニックです。
モットーは、「傷跡は目立たせず、きれいな仕上がりは当たり前。」
長年の経験をもとに考案された独自の施術方法「Narumi式美容包茎手術」では、包茎を治すだけではなく理想の美しい仕上がりにしてくれます。
また、完全予約制でカウンセリングから診察まで完全個室。
プライバシーの配慮を徹底しているため誰にも知られず治療が可能です。
包茎手術では、治療後に高額請求される事例が問題視されています。
アトムクリニックでは、患者様が事前に費用を把握可能なシステムを取り入れているため、費用面でのトラブルに対する心配も不要です。
術後の仕上がりやプライバシーへの配慮を重視したい方におすすめのクリニックです。
上野クリニック
全国で知名度も高く、実績豊富な大手美容クリニックといえばタートルネックを半被りした男性モデルで有名な上野クリニックです。
上野クリニックは日本全国の主要都市を中心に15店舗を展開。創業は約31年(2022年度)で総来院数は30万人以上、年間包茎手術実績が1万人を超えるという高い実績を誇ります。
「より自然な仕上がり」を実現する専門医たちで構成された上野クリニックでは、高い治療技術だけでなく、包茎手術を検討される男性に対して10 + 2の安心を約束していることも高評価を得ている要因です。
サポート体制も万全で、包茎だけでなく男性器全般のお悩みもご相談でき、24時間電話相談できる窓口を設置しているなど、急なトラブルや不安にも迅速に対応してくれます。
治療だけでなく術後も安心して過ごすために、治療実績やアフターケアを重視される方にオススメのクリニックです。
東京ノーストクリニック
東京ノーストクリニックは創業33年(2023年度)と大手美容クリニックの中で最も老舗のクリニックで、業界でも最多の35店舗を展開している大手クリニックです。
東京ノーストクリニックは都内だけでも5店舗、首都圏・東海・関西にある主要都市はもちろんのこと、盛岡や新潟・長野、西日本では高松や松江といった地方都市にも店舗があって日本全国どこでも通いやすく相談しやすいといった特徴があります。
また、通いやすいだけでなく安価な料金設定で治療を受けやすいことや、切らない包茎手術から仕上がりに特化した治療方法まで患者様のニーズに合わせた提案をしてくれます。
口コミや紹介で来られる方も多く存在し、症例実績も12万件以上(2022年現在)と、これまで治療に対して躊躇されていた方も安心して治療の相談をすることができるでしょう。
公式サイトからWEB予約すると治療費から1万円割引が適用されるなど、患者側にとって嬉しいサービス体制が充実していることも高評価を得ている理由でもあります。