2022.07.20
根部切除法は傷跡が目立たない?メリット・デメリットについて
包茎手術を受けるに当たって、どの術式で手術をするか悩みますよね。
なかでも、傷跡がバレにくいという理由で人気のある根部切除法については、
「本当に傷跡ってバレないの?」
「包茎に戻るって聞いたけど、、」
と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では根部切除法のウソとホントについて紹介していきます。
この記事で分かること
- 根部切除法とは
- 手術したのに、包茎に戻ってしまうのか?
- 傷跡は本当に隠れるのか?
- 手術前よりもペニスが小さくなるのは本当なのか?
- 根部切除法のメリット・デメリット
- オススメの手術方法
Index
根部切除法とは?
根部切除法とは、ペニスの付け根部分で余っている包皮を切除・縫合する治療方法です。
別名バックカットとも言われています。
この手術方法を行っている包茎専門クリニックは現在少ないようです。
包茎の方全員が受けられる手術ではなく、「絞扼(締め付け)のない仮性包茎」の方のみに適応されます。
絞扼とは、皮を剥く時に、亀頭周辺で包皮に締め付けがあり「剥きにくい!」となる状態です。
絞扼があるかもと思った方は、根部切除法には適応しないので他の術式を検討してみて下さい。
また、太った人には向かない術式です。
根部切除法では、付け根の皮しか切らないため、先端の皮が狭いカントン包茎や真性包茎の方は手術を受けることができません。
根部切除法を受けるためには、以下の制限に注意して受診しましょう。
- 軽度の仮性包茎の方
- 太っていない方
根部切除法の手術は難易度が高い
根部切除法の手術方法
- 仮性包茎で、包皮がスムーズに付け根まで剥けるか確認
- 勃起時の状態も想定しながら、切除する部分を測定し、付け根にマーキングする
- 付け根で縫い合わせをして傷跡を陰毛で隠す
根部切除法は難易度が高いです。
切除する包皮の量に注意が必要なのは他の術式にも言えることですが、特に根部切除法は、誤差が生じやすく、切るべき包皮の量の計測が難しい術式です。
切りすぎると、勃起時に突っ張り感を感じやすくなったり、勃起障害を起こしてしまう可能性もあります。
適度な包皮切除の困難さが、根部切除法のリスクと言えるでしょう。
根部切除法のメリット
根部切除法の他の包茎手術と違うメリットとして2点挙げられます。
傷跡が分かりにくい!
根部切除法では、以下のように「手術したことがバレにくい」ということがメリットです。
- 陰毛で傷跡を隠すので綺麗な仕上がりになる
- ツートンカラーにならない
根部切除法では、ペニスの付け根に傷が収まるため、陰毛で隠れ、手術の傷跡が目立ちにくいといわれています。
亀頭周辺を切らないため、ツートーンカラーにもならないようです。
しかし実際は、「勃起すると傷跡が見えてしまう」という声も多く、必ずしも傷跡が隠れるとは言い切れません。
亀頭周辺を切らないので、性感を失うことがない!
根部切除法では、亀頭の近くを切除・縫合しません。
内板(包皮の内側のピンク色の皮)や小帯部(裏すじ)に触れることがないため、亀頭周辺の性感帯がしっかり残ります。
内板や小帯部を切除しても、性感が失われることはあまりないのですが、男性にとって大切な場所を切る手術に、不安がある方は多いです。
「亀頭周辺をどうしても切りたくない!」
という方にはオススメはしますが、これからお話しするデメリットも考慮した上で検討してみてください。
根部切除法のデメリット
根部切除法は元に戻る可能性が…
「根部切除法は包茎に戻るって本当?」という疑問をよく耳にします。
結論から言いますと、元に戻る可能性は大いにあります。
根部切除法では、包皮を少ししか切りません。
少ししか切らないため、内板(包皮の内側のピンク色の皮)が亀頭を覆うようになり、数ヶ月経つと再び包皮が被ってしまうということがあります。
また、オナニーやセックスなどで包皮が伸びることも関係しています。
元に戻ってしまうというデメリットがあるため、積極的に根部切除法で手術を受ける人は少ないようです。
勃起すると傷跡がバレてしまう恐れがある
「傷跡が分かりにくい」ということが根部切除法のメリットではありますが、本当に傷跡は目立たないのでしょうか?
答えとしては、必ずしも傷跡が隠れるとは言い切れません!
ペニスの付け根部分に傷跡ができるため、陰毛に隠れて見えにくくなります。
しかし、平常時は陰毛の中に隠れていても勃起すると陰毛から出てきてしまい、セックスをする際には傷跡がバレる可能性があります。
陰毛には個人差があって人によっては傷跡が目立つ可能性があるので、陰毛が少ない人・薄い人には向かない術式となります。
手術前よりペニスが小さく見えることも
付け根を切ることによりペニスが引っ張られ、手術前よりもペニスが小さく見えてしまう場合もあるようです。
包茎を治したのにも関わらず、また新たなコンプレックスが出てくる可能性があることも考慮して検討してみて下さい!
根部切除法「メリット・デメリット」まとめ!
根部切除法のメリットとデメリットをまとめてみます。
メリット
- 陰毛に隠れるため、手術の傷跡が目立ちにくい
- 自然に剥けたような仕上がりになる
- 亀頭の近くを切除しなくも良い
- 裏すじや外版部分を残すことにより性感を失うことが無い
デメリット
- 将来的に包茎に戻る可能性がある
- 手術前よりペニスが小さく見える可能性がある
- 勃起すると、傷跡がバレる場合がある
- 手術を受けられる包茎の種類に制限がある
- 手術の難易度が高い
- そもそも根部切除法を扱っているクリニックが少ない
オススメの包茎手術方法
根部切除法には色々なメリット・デメリットがありますが、デメリットの割にメリットが少ないことが分かります。
根部切除法はリスクが多いため、積極的に選ぶ術式ではないということです。
せっかく包茎手術をするならデメリットの少ない「亀頭直下埋没法」か「環状切開法」をオススメします。
亀頭直下埋没法
亀頭直下埋没法は、最近の包茎手術でメジャーな術式!
亀頭のほぼ下で包皮を切除・縫合するため、傷跡が目立ちにくいです。
亀頭の下で縫合するため、環状溝と呼ばれる部分に縫合部が隠れ、平常時は傷跡が目立たないことが特徴です。手術を受けたことが他人に知られることがありません。
デメリットとしては、通常の包茎治療よりも高い技術力が必要である分、料金が少し高額になってしまうことです。
しかし、仕上がりや術後のことを考えると、根部切除法よりもリスクが少ない亀頭直下埋没法をオススメします。
環状切開法
環状切開法は、泌尿器科でも受けられる保険適応の手術のため費用は安くなります。
特に、真性包茎・カントン包茎の方に有効な手術です。
ペニスをできるだけ伸ばし、亀頭の下で余分な包皮を輪切に切除・縫合するといった比較的簡単な手術方法で、失敗は少ないと言われています。
ただ、縫い目が目立つ位置にある場合が多いため、ツートーンカラーになりやすいことがデメリットとして挙げられます。
根部切除法はオススメしない!
これまで、根部切除法に対する疑問にお答えしてきました。
- 亀頭周辺を切る必要がない
- 軽度な仮性包茎の方しかできない
- 包茎に戻る可能性がある
- 傷跡は勃起するとバレる可能性がある
- 手術前よりもペニスが小さく見える可能性がある
- 亀頭直下埋没法がオススメ!
以上の内容を抑えていただければ、根部切除法に対するあなたの疑問も少しは解消したのではないかと思います。
根部切除法はデメリットも多く、あまり積極的に受ける術式ではないでしょう。
せっかく手術をしたのに「効果が無い」「見栄えが悪くなった」「包茎に戻ってしまった」となると元も子もありません。
思い切って手術をするならば、リスクの少ない他の術式で手術を受けてみることをオススメします。
失敗しない包茎治療はココ!オススメの包茎クリニック5選
包茎治療は何度も通院や治療をするのではなく、一生に一度きりの大事な治療です。
失敗して後から治療したことを後悔しないためには、専門クリニックの選択を間違わないことが何よりも大切。
ここでは包茎クリニック選びで大事なポイントとなる
- 豊富な治療実績
- 高い医療技術
- 患者様ファースト
- 明朗会計
- 充実したアフターケア体制
以上の5つを高いレベルで提供されている大手クリニックに厳選してご紹介します。
それぞれ特徴や強みが違いますので、ご要望にマッチした選択をして下さい。
ABCクリニック
治療の質と費用のコストバランスを第一にお考えの方にオススメのクリニックが、優れたコストパフォーマンスで知られるABCクリニックです。
ABCクリニックは全国に21店舗を展開している男性専用の美容外科クリニックで、年間平均来院数も11,726人と特に20〜30代の若い世代の男性から高い支持を得ています。
包茎手術だけでなく亀頭増大や長茎術といったペニスの強化も人気で、幅広い治療に対応していることや、痛みが心配な方には二重麻酔で徹底した減痛治療を行うなど、患者様一人ひとりに寄り添った対応が大変好評です。
実績豊富な執刀医の治療が比較的安価で受けることができ、質と費用のバランスが最も取れたクリニックとして口コミでも高く評価されています。
開業当初から徹底した明朗会計で、質の高いアフターサービスも治療費込みで受けられるなど、安心して治療の相談ができるでしょう。
メンズライフクリニック
メンズライフクリニックは全国に15院展開している男性専門美容クリニックです。
全て男性スタッフで構成されていて完全予約制で個室も完備。
デリケートな悩みであるペニスの相談も周りを気にせず安心して行えます。
メンズクリニックの強みは症例実績10万人以上という高い信頼性と、完全ハンドメイドによるクオリティ―重視の治療です。
高度な医療技術を持った専門医による手技で、自然な仕上がりと痛みの少ない治療を行ってくれるだけでなく、他院の手術による失敗や満足できなかった修正治療も得意にしています。
長茎・短小手術など男性器全般の治療も幅広く対応していますので、総合的にペニスのコンプレックスを解消したい方にオススメです。
アトムクリニック
アトムクリニックは包茎治療実績15,000件以上を誇る、経験豊富なクリニックです。
モットーは、「傷跡は目立たせず、きれいな仕上がりは当たり前。」
長年の経験をもとに考案された独自の施術方法「Narumi式美容包茎手術」では、包茎を治すだけではなく理想の美しい仕上がりにしてくれます。
また、完全予約制でカウンセリングから診察まで完全個室。
プライバシーの配慮を徹底しているため誰にも知られず治療が可能です。
包茎手術では、治療後に高額請求される事例が問題視されています。
アトムクリニックでは、患者様が事前に費用を把握可能なシステムを取り入れているため、費用面でのトラブルに対する心配も不要です。
術後の仕上がりやプライバシーへの配慮を重視したい方におすすめのクリニックです。
上野クリニック
全国で知名度も高く、実績豊富な大手美容クリニックといえばタートルネックを半被りした男性モデルで有名な上野クリニックです。
上野クリニックは日本全国の主要都市を中心に15店舗を展開。創業は約31年(2022年度)で総来院数は30万人以上、年間包茎手術実績が1万人を超えるという高い実績を誇ります。
「より自然な仕上がり」を実現する専門医たちで構成された上野クリニックでは、高い治療技術だけでなく、包茎手術を検討される男性に対して10 + 2の安心を約束していることも高評価を得ている要因です。
サポート体制も万全で、包茎だけでなく男性器全般のお悩みもご相談でき、24時間電話相談できる窓口を設置しているなど、急なトラブルや不安にも迅速に対応してくれます。
治療だけでなく術後も安心して過ごすために、治療実績やアフターケアを重視される方にオススメのクリニックです。
東京ノーストクリニック
東京ノーストクリニックは創業33年(2023年度)と大手美容クリニックの中で最も老舗のクリニックで、業界でも最多の35店舗を展開している大手クリニックです。
東京ノーストクリニックは都内だけでも5店舗、首都圏・東海・関西にある主要都市はもちろんのこと、盛岡や新潟・長野、西日本では高松や松江といった地方都市にも店舗があって日本全国どこでも通いやすく相談しやすいといった特徴があります。
また、通いやすいだけでなく安価な料金設定で治療を受けやすいことや、切らない包茎手術から仕上がりに特化した治療方法まで患者様のニーズに合わせた提案をしてくれます。
口コミや紹介で来られる方も多く存在し、症例実績も12万件以上(2022年現在)と、これまで治療に対して躊躇されていた方も安心して治療の相談をすることができるでしょう。
公式サイトからWEB予約すると治療費から1万円割引が適用されるなど、患者側にとって嬉しいサービス体制が充実していることも高評価を得ている理由でもあります。