2022.08.31
包茎による陰茎の痛みはどのような対策が適切？解決方法について
突然やってくる陰茎の痛みに悩まされたりしたことはないでしょうか？
慢性的にそのような症状が起こるのであれば包茎が痛みの元になっている可能性について疑ってみると良いかも知れません。
包茎は男性特有の症状で見た目のカッコ悪さやマイナスイメージが定着してしまっているせいで、精神的な痛みを感じている方が多いですが、実は身体的な痛みでも頭を悩ます可能性がある存在なのです。
もし包茎で突然陰茎が痛くなるような症状が度々見受けられる場合はどうしたらよいのか？
この記事では包茎が原因で引き起こる陰茎の痛みに対してどのような対策が適切なのか解説していきます。
Index
包茎とはそもそもどんな状態なのか？
包茎による痛みを解消するためにはまず包茎とはどのようなものなのかについて理解しておくことが必要です。
包茎は平常時に亀頭が包皮に覆われてしまっている状態のことで、正常であれば成長期を終えた段階あたりで亀頭が全開しますが、包皮が必要以上に余ってしまっていると成長期を過ぎても完全に露出できない場合があります。
もし成長期を過ぎても何らかの形で包皮が被さっていればその後自然に解消する可能性はほとんどなく、根本的な解消を考えるのであれば医療機関による治療が望ましいです。
日本人男性の約7割近くが何らかの包茎に該当すると言われていて、包茎は被り具合や癒着状態によって大きく３つの種類に分類されます。
それでは包茎の被り具合が軽度なものから順番にみていきましょう。
仮性包茎
平常時は亀頭に包皮が被さっていますが、勃起時や自力で剥くことで完全に亀頭を露出する包茎が仮性包茎です。
仮性包茎は包茎の中で最も該当者が多い包茎で、日本人の包茎の8割近くが仮性包茎であると言われています。
自力でいつでも剥くことができますので、日頃からキレイに洗っておけば衛生上は問題ありませんが、通常に亀頭が露出している陰茎と比べると皮が被ってしまっている分ムレやすく不衛生になりがちですので注意が必要です。
カントン包茎
包皮口が大変狭く、無理に剥こうとすると激しい痛みが生じたり、剥いた皮が元に戻せなくなって場合によっては亀頭の締め付けを起こす危険な包茎がカントン包茎です。
見た目は尿道口近くまで包皮が被ってしまっている重度の仮性包茎とよく似ているため判別が難しいですが、包皮を剥く際に抵抗や痛みを感じる方はカントン包茎の可能性があります。
カントン包茎の症状は勢い余って強く剥いてしまった時など突発的に起こりますので、激痛などの症状がいつ表れてもおかしくない状態です。
危険な目にあう前に早めに医療機関に相談することが望ましいです。
真性包茎
真性包茎は平常時だけでなく勃起状態でも亀頭が包皮に覆われている包茎で、最も重症な包茎になります。
他の包茎と同様に恥垢が溜まって悪臭や不衛生になりやすいですが、自力で剥くことも困難であるため、不衛生な状態が維持されてしまいます。
刺激に対する耐性も弱く、まともに性行為を行うことも困難ですし、様々な病気リスクが懸念されますので、そのまま放置せずに早めに医療機関で診察を受けるようにしてください。
なぜ包茎になってしまうのか？
精神的にも身体的にも痛みを伴う包茎ですが、なぜ多くの方が包茎になってしまうのでしょうか？
元々割礼（幼少期に予め包皮を切除してしまう宗教的儀礼）の慣習がない日本では幼少期の9割以上が包茎です。
思春期を迎える14歳あたりから陰茎自体も成長して大きくなっていき、段々と亀頭の先端部分が平常時でも見えるぐらいに包皮が剥けてきて、成長期を終える18〜20歳ごろには亀頭全体が露出します。
成人になっても亀頭が完全に露出していないと、その後自然に剥ける可能性はほとんどないことから包茎であることが確定し、
包茎によって陰茎が痛くなる原因について
包茎によって陰茎が痛くなる原因について解説していきます。
亀頭包皮炎
包茎が原因で痛みが出る典型的な症状が亀頭包皮炎です。
亀頭包皮炎とは亀頭と包皮の間に残尿や皮脂などが付着することで恥垢（ちんかす）が溜まって不衛生になり、炎症を起こす病気のことで、そのまま放置しておくと赤く腫れて膿が出てきたり、包皮が裂けてしまったりします。
また傷口に雑菌が入ることで感染症を患う可能性も高くなるため、亀頭周りの腫れや痒みなど異変を感じたら早めに医療機関で診察を受けるようにして下さい。
亀頭包皮炎は幼児や10代の未成年でも起こる場合がありますが、早めに受診して塗り薬や抗生剤の服用で約１〜２週間で完治します。
ただ放置している期間が長かったり、感染症の種類によっては完治まで数ヶ月要したりする場合もありますので注意が必要です。
カントン包茎
包皮口が大変狭く自力で剥くことに抵抗があるカントン包茎も痛みを伴う原因の一つに挙げられます。
強引に剥いたり包皮が元に戻せず亀頭が締め付けられたりすることで激しい痛みや裂傷、腫れを伴い、最悪の場合亀頭がうっ血してしまう怖い包茎です。
平常時には症状が発生することはほとんどありませんが、無理に性行為を行ったり自慰行為で強くこすりすぎた時などに突発的に起こります。
あまりの激痛に慌ててクリニックに駆け込む方もいるくらい危険ですし、自然に治ることもありませんので、包皮口が狭い陰茎に該当する方は早めに医療機関で治療を行うようにして下さい。
性感染症による痛みも要注意
包茎が直接の原因ではありませんが、陰茎の痛みの原因として挙げられるのが若い世代を中心に近年急激に増加傾向にある性感染症です。
性感染症は性行為による感染症全般のことを言い、種類も大変多く無症状のものから痒みや痛みを伴うものまで幅広くあります。
男性だけでなく女性も性感染症を患うため、性感染症にかかっている人と性行為をすることで移されたり、反対に移してしまう可能性があります。
特に性感染症のなかで最も感染者が多いとされるクラミジアは、排尿時に激しい痛みや尿道に痒みが生じ、ひどい場合だと膿が出るなど放置しておくとドンドン症状が進行していく病気です。
抗生剤を用いた治療などで約１ヶ月ほどで完治できる病気ですが、そのまま放置せずに異変を感じたら早めに医療機関の診察を受けるようにしましょう。
包茎手術は痛みに寄り添ってくれるクリニックを選択しよう
陰茎の痛みの原因である包茎を解消するためには、専門クリニックによる包茎手術が最も確実な方法です。
包茎手術はAGA治療などと違って長期的な治療を必要とせず、クリニックや治療方法で正しい選択をすれば一生に一回きりの手術で根本的な解決ができます。
しかし、包皮の切除と考えるとどうしても「めちゃくちゃ痛そう」「ちんちんの皮を切るなんて怖い」「もし失敗したらどうしよう」などと感じてしまうかと思います。
包茎手術はデリケートな箇所の治療になりますが、クリニックによっては最低限の減痛しか行ってくれないところもありますので、治療時や治療後の痛みが心配な方は痛みに寄り添ってくれるクリニックに相談するようにしましょう。
包茎手術は切らずに行う方法もある
包茎手術は麻酔の方法や熟練の執刀医による手術で痛みの緩和も大きく差がでますが、どうしても包皮の切除に抵抗がある方に対して切らずに包茎手術を行う方法があります。
切らない包茎手術は包皮を剥いた状態で特殊な糸などを使って固定する治療方法で、包皮の切除をする従来の包茎手術と比較して術後の身体的負担も少ないことがメリットです。
しかし、軽度の仮性包茎の方しか効果が期待できなかったり、時間の経過と共に再発する恐れがあったりしますので根本的な解決につながらない恐れがあります。
専門医と相談しながら選択されると良いでしょう。
痛みに寄り添ってくれると評判の大手クリニック３選
仕上がり具合や治療時の痛み緩和に力を入れているクリニックが増えてきていますが、その中でも特に痛みに対して患者様に寄り添ってくれると評判の大手クリニックについて３つご紹介します。
ABCクリニック
ABCクリニックは男性専用の美容外科クリニックで、全国に21店舗を展開していて特に20〜30代の若い世代の男性から高い支持を得ています。
コストパフォーマンスが高いことや、開業当時から明朗会計を徹底していることで人気がありますが、痛みを緩和する麻酔自体が心配な方に対して２重麻酔を行うなど徹底した減痛対策をしていることでも高い評価を得ています。
コストと安心の両面を重視される方にオススメするクリニックです。
治療費用例
メンズライフクリニック
メンズライフクリニックは簡易的な器具など一切使わず、熟練の医師によるハンドメイド手術を行うことで知られるクオリティ重視のクリニックです。
患者様一人ひとりの痛みに合わせて治療を行ってくれますし、丁寧かつ高度な治療技術で術後も治療したことがわからないような自然な仕上がりを実現してくれます。
医師の実績や仕上がりを重視される方にオススメです。
東京ノーストクリニック
東京ノーストクリニックは開業から33年と最も老舗で最多の35店舗を展開している大手クリニックです。
長年の実績による信頼も高いですし、料金設定も良心的で患者様の希望に合わせた治療を選択しやすいため、痛みが心配な方にとっても最適な治療方法を提案してくれます。
クリニックの実績や豊富な治療方法から選択したい方にオススメです。
治療費用例
まとめ
この記事では包茎がきっかけで発生する痛みの種類や対策方法、包茎手術の痛みが心配な方に向けて、痛みの緩和に定評のあるクリニックについてご紹介しました。
ここまでの内容をまとめますと
- 包茎は精神的だけでなく身体的な痛みを伴うことがある
- 包茎は不衛生になりやすく亀頭の炎症や病気リスクが高い
- 包茎の根本的解消は包茎手術がベター
- どうしても切りたくない方は切らない包茎治療も選択できる
- 治療時の痛みが心配な方は痛みの緩和に定評のあるクリニックで相談する
以上の内容を押さえていただければ、痛みに対する対策や準備もしやすいかと思います。
包茎はどうしても包皮と亀頭の間がムレて雑菌が溜まりやすく不衛生になりがちですが炎症やクラミジアなどによる痛みを防ぐためにはまず清潔を保つことが何よりも大切です。
仮性包茎の方であれば毎日のシャワー時にしっかり剥いて汚れを洗い流してケアを行い、自力で剥くことが困難なカントン包茎や真性包茎は早めに治療して清潔を維持できるようにして下さい。
包茎手術は正しい選択を行えば一生に一度きりの治療で、包茎によって発生する痛みなど根本的な解決が図れます。
今回ご紹介した痛みに寄り添ってくれる３つの大手クリニックを参考に、あなたの痛みに寄り添ってくれるクリニックで治療の相談をしてみて下さい。
- 田名部 隆人
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