2022.09.27
包茎だと遅漏と早漏どちらも発症する危険性があるのは本当か?
射精を自分でコントロールできない症状のことを総じて射精障害と医学的に定義されていますが、包茎が射精障害を引き起こすきっかけや原因であるとも言われています。
射精障害には主に射精したくてもなかなか射精できない遅漏と、まだ射精したくないのにすぐに射精してしまう早漏の2つがありますが、包茎だと両方発症しやすいのは本当なのか?
気になる方も大変多いかと思います。
遅漏や早漏は性行為が満足いく形で終わらないことで、セックスレスやパートナーの方と不仲に陥ってしまう可能性があるなど、夫婦や恋人関係にも影響を及ぼします。
特に包茎プラス射精障害となってしまうと、余計に相手からも敬遠されてしまう可能性が出てきますので、男の尊厳を維持するためにも早期対策が必要です。
そこでこの記事では包茎による遅漏と早漏の症状と、症状が見られた時の解決方法について解説していきます。
Index
遅漏と早漏はなぜ起こる⁉包茎との因果関係について
遅漏や早漏の射精障害には原因がいくつか考えられますが、結論から言うと包茎は射精障害を引き起こす原因の一つとして関係性があります。
包茎であると過剰に意識しすぎて性行為に失敗する心因的な影響から、亀頭が普段露出していないことで物理的に刺激に敏感になって射精をコントロールできないなど、個人によって様々な現象が見受けられます。
そのため、遅漏や早漏は同じ射精障害ですが「包茎=射精障害」といきなり決めつけるのではなく、まずは遅漏や早漏になってしまっている根本的な原因について正しく特定していくことが大切です。
なかなか射精できない遅漏は包茎を治療すると解消するのか?
包茎が原因で遅漏になってしまうのは、包茎のタイプによります。
包茎のタイプは「真性包茎」「カントン包茎」「仮性包茎」の3つに分類されますが、関係するのは勃起しても亀頭が露出しない真性包茎とカントン包茎の2種類です。
真性包茎とカントン包茎が遅漏に関係するのは、常に亀頭に包皮が被っていることで刺激に対して鈍感で性感を感じにくいためと言われています。
そもそも真性包茎とカントン包茎は性行為自体、痛みを伴ってしまうことも多いため、遅漏の改善の前に包茎自体の治療が必要です。
一方で、勃起時に亀頭が露出する仮性包茎の場合は、包茎が直接遅漏に関係することはないと言われています。
仮性包茎で遅漏の症状がある方は、包茎が原因ではなくマスターベーションが関係している可能性が高いです。
遅漏は包茎治療よりも先にマスターベーションを見直そう
もうそろそろ射精してフィニッシュに持っていきたいのになかなか射精できない遅漏。
遅漏の傾向がある方は、包茎の治療よりもまず不適切なマスターベーションをやってしまっていないか見直してみましょう。
遅漏も包茎や心因的な要素が原因として考えられていますが、最も多いとされているのが足ピンや床オナのような不適切なマスターベーションです。
強グリップによる高速ピストンや、カーペットや畳にこすりつける床オナによる強い刺激に慣れてしまうと、膣内や正常のマスターベーションでは射精しづらくなります。
マスターベーションのやり方や回数を見直すことで、徐々に通常の刺激でも射精できるように改善が見込めますので、変わった方法に身に覚えがある方は早急に改めるようにしましょう。
不適切なマスターベーションによる遅漏の詳しい原因や解決方法は、こちらの記事を参考にしていただけます。
*膣内射精障害の記事
遅漏で挿入時に射精できない膣内射精障害が男性不妊で深刻化している
膣内射精障害はその名称のとおり、マスターベーションでは問題なく射精できるのに膣内で射精ができない症状のことを言います。
現在、この膣内射精障害が男性側が原因で不妊になってしまう男性不妊の原因として全体の約1割近くが該当すると言われています。
人によっては「自分の性癖のせいで子供ができない。」ことにショックを受けてED(勃起障害)を引き起こす場合もあるほどで近年問題視されています。
今は特に遅漏の自覚症状がない方でも不適切なマスターベーションを継続することによって、膣内射精障害に陥る可能性はかなり高いため、早急に改めるようにしましょう。
早漏は本当に包茎で亀頭が敏感であることが原因なのか?
早漏はパートナーがどう感じるかも関係するため定義が難しく、学会でも様々な意見がありますが、目安として挿入後1分以内に射精してしまう場合は早漏に該当すると捉えておきましょう。
包茎が原因で早漏になりやすいのは事実ですが、包茎であれば早漏になってしまうと最初から決めつけてしまうのは早計です。
まずは早漏の主な原因についておさえておく必要があります。
早漏のタイプは大きく以下の3つに分類されます。
心因性早漏・・・精神的な不安やストレスから起こる射精障害
過敏性早漏・・・亀頭周りが敏感で射精がコントロールできない
衰弱性早漏・・・加齢により射精のコントロールが衰える
包茎が早漏に直接関係してくるのは過敏性早漏ですが、性行為の失敗が続くことで不安やストレスが増長されて心因性早漏に発展するケースも少なくありません。
また40代以降の男性で多いのが衰弱性早漏で、こちらは射精をコントロールする射精管閉鎖筋という筋力が衰えることで、我慢できずすぐに射精してしまう症状です。
早漏は複数の要因が重なるなど、原因を特定しにくいため徐々に悪化する傾向がありますので注意が必要です。
メンタルの影響も大きい遅漏や早漏は勃起障害(ED)に陥る可能性も
遅漏はなかなか性行為で射精できないことからパートナーに不安を与えやすく、早漏はすぐに射精してしまうことからパートナーに不満を与えやすいといった特徴があります。
いずれの場合もパートナーとの関係性が悪化しやすい傾向があり、深刻な場合だと付き合いの解消や離婚につながることも珍しくありません。
1人で先にイッてしまったり、なかなかフィニッシュにいかないことが続くと男としての自尊心も喪失しやすく、性行為に対して恐怖心が出てしまい、ひどい場合には勃起障害であるEDを発症する方もいます。
そのまま放置しておくと悪化してしまう恐れがありますので、自己判断だけで済ませず医療機関に相談するなど適切な対処を行いましょう。
遅漏と早漏、それぞれの治療方法について
遅漏と早漏、どちらも思うように射精がコントロールできない射精障害ですが、射精障害に陥った原因によって治療方法が少し異なります。
ここでは各治療の流れに分けてみていきます。
遅漏でお悩みの場合
マスターベーションの頻度や方法を見直す
マスターベーションでは射精できるが、膣内ではなかなか射精しづらい。
また、マスターベーションでも陰茎を手や床で強くこすりつけたり、足を真っ直ぐ伸ばさないと射精しづらい。
上記にあてはまる方は、まずマスターベーションのやり方を見直しましょう。
マスターベーションの頻度の多い方や、AVやアダルトサイトの見すぎの場合も刺激を抑える意味でも控えるようにして下さい。
トレーニングカップを活用する
なかなか自己流での改善が難しいと思われる方は、トレーニングカップを使用してみるのも一つの方法として良策です。
トレーニングカップは射精のタイミングをコントロールできるように促すための道具で、遅漏や膣内射精障害の改善に一定の効果があることが認められています。
トレーニングカップに関する詳しい内容については以下のサイトをご参考下さい。
医療機関でカウンセリングを受けてみる
マスターベーション自体に問題がない方や、マスターベーションのやり方を見直しをしても改善しない方は早めに医療機関で診察を受けてみましょう。
原因や症状に合わせて専門的なアドバイスや解決方法を提案してくれますので、進行を食い止めるために最も適しています。
医療機関に男性器に関する相談と考えると躊躇したくなる方も多いですが、射精障害で悩まれている人は日本国内だけでも約3.5人に1人の割合でいると推定されていて決して珍しいことでも恥ずかしいことでもありません。
早期改善は十分可能ですし、完全予約制や個室を用意しているなどプライバシーに配慮したクリニックもたくさんあります。
症状が深刻化する前に早めに対策することが重要です。
早漏でお悩みの場合
カウンセリング
早漏は同じ早漏でも原因が様々なため、一般の方では判断が困難です。
まずは専門の医療機関でカウンセリングを受けて、あなたの早漏が心因的なものからきているのか、敏感な亀頭による物理的なものなのか正しく把握するようにしましょう。
スクィーズ法
スクィーズ法とは射精しそうになったら寸前で我慢する寸止めを行って、射精を徐々にコントロールする改善方法です。
パートナーとの性行為時にも有効で、女性は男性よりもオーガニズムに達するまでの時間が長く、およそ20分ほどかかると言われています。
挿入時に射精しそうになったらすぐに抜いて手技やオーラルセックスに切り替えるなどしてできるだけ射精までの時間を伸ばしながら、女性が満足できるように性感帯を攻めるなどして工夫するとよいでしょう。
女性を満足できるように持っていくことで精神的にも余裕が出て心因的早漏の改善にも期待できます。
薬剤による早漏治療
早漏の原因が不安やストレスなど心因的な要因からきているものであれば薬剤による治療が有効的です。
ダポキセチンという交感神経を鎮め、脳の興奮を抑える有効成分が含まれたプリリジーなどの治療薬を服用することで射精時間を伸ばすことが可能になります。
また射精するまでの時間を伸ばす薬を服用しているという安心感から心の余裕が持てるといった嬉しい副作用にも期待が持てますし、自信がつけば途中で服用を止められます。
過敏性の早漏に有効的な方法が、ヒアルロン酸などの注入剤を使った治療です。
亀頭の裏スジ付近に医療用の注入剤を直接注入して、性感帯に対する刺激に耐性をつけて物理的に強化します。
人体に無害な注入材を使用するため、薬の副作用が心配な方やペニス自体を強化したい方に有効な方法です。
包茎治療
真性包茎やカントン包茎、または重度な仮性包茎の方に有効なのが包茎治療です。
包茎治療は遅漏や早漏の抑制に効果的なだけでなく、衛生的な部分でも大きく改善が見込めますし、しっかり亀頭を露出することで外部からの刺激に対する耐性もついて見た目や性行為でも自信がつくようになります。
包茎治療は正しい選択をすれば一生に一度の治療で包茎に関係する悩みが解消されるといったメリットもあるため、総合的かつ半永久的な解消を求める方に大変有効です。
原因が特定しづらい遅漏と早漏は放置せず早めに診察を
この記事ではなかなか射精をコントロールできない遅漏と早漏と包茎にどのような因果関係があるのかについてや、その解決方法を解説してきました。
ここまでの内容をまとめますと
- 射精障害と包茎には因果関係がある
- すぐに射精障害=包茎治療と考えるのは早計
- 遅漏の原因は不適切なマスターベーションである可能性が高い
- 早漏は心因性・過敏性・衰弱性の3つのタイプがある
- 遅漏と早漏どちらもパートナーとの関係性が悪化する危険性がある
- 射精障害はそのまま放置せず早めに医療機関に相談する
遅漏や早漏といった射精障害と包茎には因果関係がありますが、必ずしも包茎を治療すれば
射精障害が解消されるわけではありません。
遅漏は不適切なマスターベーションが影響している可能性が高いですし、早漏の場合は過剰に包茎を意識しすぎたり、過去の性行為の失敗が精神的に影響してしまったり個人によって様々です。
まずは自宅でできるマスターベーションの見直しや、スクィーズ法などで射精を自分でコントロールできるようにしてみましょう。
もし改善が見られない場合や最初から様子見ではなく早期改善を目指す方は、医療機関で診察を受けてあなたの症状に適した改善方法、治療方法を見出すことが大事です。
遅漏や早漏といった射精障害は適切に対処すれば改善は十分に可能ですので、恥ずかしがらず早めに専門医に相談するようにしてください。
失敗しない包茎治療はココ!オススメの包茎クリニック5選
包茎治療は何度も通院や治療をするのではなく、一生に一度きりの大事な治療です。
失敗して後から治療したことを後悔しないためには、専門クリニックの選択を間違わないことが何よりも大切。
ここでは包茎クリニック選びで大事なポイントとなる
- 豊富な治療実績
- 高い医療技術
- 患者様ファースト
- 明朗会計
- 充実したアフターケア体制
以上の5つを高いレベルで提供されている大手クリニックに厳選してご紹介します。
それぞれ特徴や強みが違いますので、ご要望にマッチした選択をして下さい。
ABCクリニック
治療の質と費用のコストバランスを第一にお考えの方にオススメのクリニックが、優れたコストパフォーマンスで知られるABCクリニックです。
ABCクリニックは全国に21店舗を展開している男性専用の美容外科クリニックで、年間平均来院数も11,726人と特に20〜30代の若い世代の男性から高い支持を得ています。
包茎手術だけでなく亀頭増大や長茎術といったペニスの強化も人気で、幅広い治療に対応していることや、痛みが心配な方には二重麻酔で徹底した減痛治療を行うなど、患者様一人ひとりに寄り添った対応が大変好評です。
実績豊富な執刀医の治療が比較的安価で受けることができ、質と費用のバランスが最も取れたクリニックとして口コミでも高く評価されています。
開業当初から徹底した明朗会計で、質の高いアフターサービスも治療費込みで受けられるなど、安心して治療の相談ができるでしょう。
メンズライフクリニック
メンズライフクリニックは全国に15院展開している男性専門美容クリニックです。
全て男性スタッフで構成されていて完全予約制で個室も完備。
デリケートな悩みであるペニスの相談も周りを気にせず安心して行えます。
メンズクリニックの強みは症例実績10万人以上という高い信頼性と、完全ハンドメイドによるクオリティ―重視の治療です。
高度な医療技術を持った専門医による手技で、自然な仕上がりと痛みの少ない治療を行ってくれるだけでなく、他院の手術による失敗や満足できなかった修正治療も得意にしています。
長茎・短小手術など男性器全般の治療も幅広く対応していますので、総合的にペニスのコンプレックスを解消したい方にオススメです。
アトムクリニック
アトムクリニックは包茎治療実績15,000件以上を誇る、経験豊富なクリニックです。
モットーは、「傷跡は目立たせず、きれいな仕上がりは当たり前。」
長年の経験をもとに考案された独自の施術方法「Narumi式美容包茎手術」では、包茎を治すだけではなく理想の美しい仕上がりにしてくれます。
また、完全予約制でカウンセリングから診察まで完全個室。
プライバシーの配慮を徹底しているため誰にも知られず治療が可能です。
包茎手術では、治療後に高額請求される事例が問題視されています。
アトムクリニックでは、患者様が事前に費用を把握可能なシステムを取り入れているため、費用面でのトラブルに対する心配も不要です。
術後の仕上がりやプライバシーへの配慮を重視したい方におすすめのクリニックです。
上野クリニック
全国で知名度も高く、実績豊富な大手美容クリニックといえばタートルネックを半被りした男性モデルで有名な上野クリニックです。
上野クリニックは日本全国の主要都市を中心に15店舗を展開。創業は約31年(2022年度)で総来院数は30万人以上、年間包茎手術実績が1万人を超えるという高い実績を誇ります。
「より自然な仕上がり」を実現する専門医たちで構成された上野クリニックでは、高い治療技術だけでなく、包茎手術を検討される男性に対して10 + 2の安心を約束していることも高評価を得ている要因です。
サポート体制も万全で、包茎だけでなく男性器全般のお悩みもご相談でき、24時間電話相談できる窓口を設置しているなど、急なトラブルや不安にも迅速に対応してくれます。
治療だけでなく術後も安心して過ごすために、治療実績やアフターケアを重視される方にオススメのクリニックです。
東京ノーストクリニック
東京ノーストクリニックは創業33年(2023年度)と大手美容クリニックの中で最も老舗のクリニックで、業界でも最多の35店舗を展開している大手クリニックです。
東京ノーストクリニックは都内だけでも5店舗、首都圏・東海・関西にある主要都市はもちろんのこと、盛岡や新潟・長野、西日本では高松や松江といった地方都市にも店舗があって日本全国どこでも通いやすく相談しやすいといった特徴があります。
また、通いやすいだけでなく安価な料金設定で治療を受けやすいことや、切らない包茎手術から仕上がりに特化した治療方法まで患者様のニーズに合わせた提案をしてくれます。
口コミや紹介で来られる方も多く存在し、症例実績も12万件以上(2022年現在)と、これまで治療に対して躊躇されていた方も安心して治療の相談をすることができるでしょう。
公式サイトからWEB予約すると治療費から1万円割引が適用されるなど、患者側にとって嬉しいサービス体制が充実していることも高評価を得ている理由でもあります。