2022.05.31
包茎手術後に元の生活に戻るまでの期間と術後の注意点について
包茎手術を受けて包茎を解消したいけど、なかなか治療まで踏み出せない理由の一つとして挙げられるのが術後の生活の不安です。
包茎手術自体は日帰り手術で施術を行う時間もおよそ30〜40分と短時間で亀頭の露出が実現できますが、基本的に包皮を切除しますので完全に元の生活に戻るまでのダウンタイムが生じます。
しかし、包茎治療を行う前に術後にどのような制限や我慢する期間がどれくらいあるのかを事前に把握しておくことで、トラブルを回避するもしくは万が一トラブルが起きた場合の対処方法を知っているだけでも大きく違います。
ここでは包茎手術後から元の生活に戻るまでの制限行為や期間、トラブルが起こった場合の対処方法について解説していきます。
Index
包茎手術が終わった後の生活と注意点
包茎手術が終わった後、どのような制限や注意点があるのかみていきましょう。
術後当日
術後当日はできるだけ安静にするように医師から指導されます。
麻酔が切れたあとしばらく患部がチクチクしたような痛みや違和感を感じるようになりますが、処方された痛み止めを服用するなどして痛みを抑えます。
包茎クリニックの広告などで日帰り手術で終わったらそのまま仕事もできますといったPRをしているところもありますが、負担が大きいので職種に関係なく当日は控えるようにしましょう。
シャワー
クリニックによって違いますが、当日から患部を濡らさないようにすればシャワーOKのところもありますし、当日は控えるように指導するクリニックもあります。
患部に負担をかけないように気をつける必要がありますし、シャワーなどで患部が水に濡れないようにしましょう。
トイレ
排尿はトイレでできますが、しばらくは放尿の方向が安定しない可能性があって周りに飛び散ってしまう恐れがあります。
安定するまで術後1週間ほどは洋式トイレで座って排尿するように指導するクリニックが多いです。
入浴
シャワーと違って入浴は身体が暖まりやすく、患部が膨張して傷口が開く可能性が高いため術後1週間は入浴を禁止されるところがほとんどです。
雑菌も入りやすくなりますので、自宅での入浴はもちろん温泉やスーパー銭湯もその間我慢が必要です。
包帯
包帯は術後当日からだいたい5日間ぐらいは新しい包帯に交換しながら巻いておく必要があります。
その際、消毒の必要はありません。
以前は毎日消毒を行うのが一般的でしたが、消毒が却って傷の回復を妨げることが確認されてから近年消毒を行わないことが一般化しています。
通院不要のクリニックで治療を行った場合は、電話やメールで患部の状態を報告して包帯を取るタイミングを確認してみると良いでしょう。
勃起
クリニックや専門医によって意見が分かれるところで、自然に勃起する分に関してはOKという医師もいれば出来るだけ勃起しないように指導する医師もいます。
個人差がありますので判断が難しいところですが、むやみに勃起させて患部に負担をかけるのは止めておいた方が無難です。
オナニー
自慰行為は患部付近を擦る行為で大変負担がかかります。
傷口が完全に塞がる3週間あたりまでは控えるように指導されることが多いです。
我慢できずゆっくり自慰行為をしてしまう方もいますが、傷口が開いて出血し、慌ててクリニックに電話される方もいますので、性欲を抑えるのは辛いですが我慢しましょう。
どうしても我慢できない人は自己責任で。
セックス
包茎手術後、制限がなくなるまで一番時間を要するのが最もペニスに負担がかかるセックスです。
多くのクリニックで3〜4週間控えるように指導されます。
セックスの場合はオナニーと違ってパートナーを満足させようと頑張ってしまうこともあり摩擦が激しくなりますし、傷口が完全に塞がっていないと傷口から雑菌が入って性感染症や炎症を起こす可能性があります。
彼女やパートナー女性に黙ってこっそり治療される方は、しばらく行為をしないことに対して勘ぐられたり怪しまれないように気をつけて下さい。
術後の注意点は私生活や職業も影響してくる
個人によって該当しない場合がありますが、日常一般的な行為に対するよくある注意事項や制限期間についてもご紹介していきます。
飲酒
飲酒に関しては当日から2〜3日は控えるようにしましょう。
術後3日経てば自由に飲酒しても大丈夫と指導するクリニックが多いです。
喫煙
喫煙は手術当日は控えるか、本数を減らすように指導されます。
飲酒とは少し違って喫煙は翌日から大丈夫と指導するクリニックが多いです。
スポーツ・運動
運動の内容にもよりますが激しい運動の場合はセックス同様、術後3〜4週間は控えるように指導するクリニックが多いです。
運動好きな方には少し辛い期間が続きますが、3週間ほど安静にしてウォーキングなどの軽い運動で徐々に身体を動かすようにすると良いでしょう。
配送や現場作業などの労働作業
患部にあまり負担のかからないデスクワークや営業職などと違って配送や現場作業といった労働作業に従事されている方は専門医の方とよく相談のうえ治療をしましょう。
傷口が塞がった後でも、重たい荷物や道具を担ぐような仕事が多い方は患部への負担が大きいため、注意が必要です。
自転車・バイク
車の運転と違って自転車やまたいで乗るタイプのオートバイは、患部への負担が大きいため術後1週間ほど控えるように指導する医師が多いです。
車やスクーターのように腰掛けるタイプであれば術後当日でも問題ないようですが、自転車やオートバイを通勤や日常でよく使う方は、予め念頭においておく必要があります。
ここまでご紹介した術後の処置や注意点については各クリニックによって考え方や治療方針が異なります。
あくまで一般的な例として参考にしていただき、術後の処置や注意点は治療先のクリニックの担当医の指示に従って下さい。
万が一のトラブルに対応するには?
ここまで様々な術後の注意点や制限期間があることを紹介してきましたが、大半の男性にとって最も長く辛いと感じるのがオナニーやセックスの性欲を我慢することではないでしょうか?
特に異性との性交渉や性欲がさかんな若い男性には辛い禁欲生活を余儀なくされます。
そのため、どうしても性欲を我慢できずについオナニーやセックスをやってしまうケースもあって傷口が開いてしまうようなトラブルも多いです。
傷口が完全に塞がる3〜4週間まで我慢することがベストですが、欲求に負けてやってしまうのが男の性でもあります。
万が一のトラブルに備えるためには、何かトラブルが発生した時でもすぐに処置や対応をしてくれるアフターフォローが充実したクリニックで予め治療を受けるようにしておけば後々安心です。
アフターサービスが充実した大手クリニック3選
ここではアフターフォローが充実した大手クリニックを3つ挙げています。
どのクリニックもアフターフォローが充実していますし、包茎治療代に料金が含まれていますので安心して術後の生活も過ごすことができてオススメです。
ABCクリニック
高いコストパフォーマンスで評価の高いABCクリニックですが、アフターサービスにも力を入れていて全て治療費込み。
診察も丁寧で安心して治療が受けられるとの評判を得ています。
アフターだけでなく亀頭のぶつぶつ除去も包茎手術と一緒に無償で対応してくれるなど他のサービスも充実している点もオススメのポイント。
アフターもブツブツ除去も料金込みなので口コミや紹介からの相談も多いようです。
上野クリニック
上野クリニックは24時間無料相談サービスを利用できます。
術後の経過が不安な方はいつでも相談できますし、全国15ヶ所に店舗を展開していてどのクリニックでもアフターケアを受けることが可能です。
アフター料金も治療費込みでどのクリニックで受けても費用はかかりません。
転勤や出張が多い方でも安心して術後のケアが受けられますので安心です。
メンズライフクリニック
メンズライフクリニックは完全ハンドメイドによる執刀手術を行うクオリティ重視の包茎クリニックとして知られていますが、万が一のアフターサービスも充実しています。
仕上がり重視だけでなく、術後のフォローもしっかり対応してくれますので安心できます。
メンズライフクリニックもアフターケアは治療費込みなので無料で受けられます。
まとめ
この記事では包茎手術後に元の生活に戻るまでの制限行為や期間、トラブルが起こった場合の対処方法について解説しました。
ここまでの内容をまとめますと
- 完全に元の生活の生活に戻るまで1ヶ月近く要する
- ライフスタイルや仕事のことについても事前に医師に相談しておく
- ダウンタイム中のトラブルはオナニーやセックスでよく起こる
- 万が一のトラブルや術後の経過が不安な方はアフターケアが充実したクリニックへ
以上の内容を押さえていただければ、術後の不安にも備えることができて早めの回復も見込めるようになります。
日帰り手術で治療時間も短時間であることをPRする美容外科も多いですが、術後のダウンタイムについてもしっかりと理解しておくことが大切です。
元の生活に戻るまで一ヶ月近くかかると考えると長く感じられるかもわかりませんが、底さえクリアできれば包茎治療は一度きりの治療で今後の不安や懸念材料から解放されます。
今回ご紹介したアフターケアが充実したクリニックを中心に、あなたにあった包茎クリニックをぜひ探してみて下さい。