2022.10.18
亀頭が痛い!その原因は包茎による亀頭包皮炎かもしれません
「急に亀頭がヒリヒリして痛い…」「赤くなって腫れたりしている」そんなペニスの症状が現れたら性病かも…と不安になる方もいるのではないでしょうか?
それはもしかしたら、亀頭包皮炎という病気かもしれません。
亀頭包皮炎は性病ではなく、人から人へ感染しないため大きな心配はいらないかと思いますが、だからといって放って置くと耐えられないような痛みや痒みを発症します。
この記事では、亀頭が痛くなる「亀頭包皮炎」や、その他の痛みの原因、日常生活で気をつけることなどについて解説していきます。
亀頭の痛みが気になっている方はぜひ参考にしてみてください!
Index
亀頭包皮炎とは、原因は?
亀頭包皮炎とは、亀頭や包皮が赤く腫れる症状です。
症状が悪化すると腫れも大きくなり膿が出てくることもあります。
亀頭包皮炎の主な症状
- 亀頭や包皮に痛みや痒みがでる
- 亀頭が赤くなる、腫れ上がる
- 膿ができる
- 皮が剥けたり、カサカサする
亀頭包皮炎は包茎が原因のことが多い
亀頭包皮炎の原因は、亀頭と包皮を不潔な状態にしてしまったり、傷つけてしまった場合に、細菌や真菌(カビ)が侵入し炎症を起こすことにあります。
そのため、恥垢(チンカス)が溜まりやすいので包茎の方は亀頭包皮炎になりやすいと言われています。
包茎の方が恥垢(チンカス)が溜まりやすいのは、亀頭を常に露出させることができず不衛生な状況になりやすいことが原因です。
そして、包皮で密閉された環境の中で、恥垢(チンカス)が放置され湿った状況になると病原体を繁殖させてしまい、亀頭包皮炎を起こしてしまうのです。
亀頭包皮炎には2種類ある!
実は亀頭包皮炎を起こす病原体には2種類あり、感染した病原体の種類によって治療方法も変わってきます。
亀頭包皮炎を発症する原因の病原体は以下の2種類です。
- 細菌の繁殖による亀頭包皮炎
- カンジダ菌(カビ)の感染による亀頭包皮炎
細菌性亀頭包皮炎
細菌性亀頭包皮炎の原因は、細菌の感染によって引き起こされます。
細菌には「黄色ブドウ球菌」「大腸菌」「乳酸菌」などの常在菌が含まれます。
常在菌とは、健康な方でも皮膚、口の中、消化管など体内に存在する菌のことでSTD(性病)とは違う性質です。
細菌性亀頭包皮炎の主な症状
- 亀頭や包皮に強い赤みが出て腫れあがる
- 亀頭に痛みが出る
- 膿ができる
細菌性亀頭包皮炎の原因
亀頭を不潔にしていたり、傷ついたりしたことなど、小さな傷で細菌などの菌が繁殖し炎症を起こすことが多いです。
- ペニスが不衛生な状態にある
- 包茎
- 亀頭が傷ついている場合
- 疲労やストレスなど免疫力の低下
細菌性亀頭包皮炎は、不衛生な環境になりやすい包茎の方が多くかかります。
お風呂でしっかりと恥垢(チンカス)を落とさずにそのままにしていると、細菌性亀頭包皮炎の発症リスクが高まります。
包茎の方は、ペニスを清潔に保つようなこまめなケアが重要です。
細菌性亀頭包皮炎の治療方法
細菌性亀頭包皮炎には、抗生剤の塗り薬を投与します。
症状が治ることが早く、1〜2週間で完治することが多いです。
これらの治療で症状が治らない場合は、カンジダ性亀頭包皮炎が疑われますので、再度病院へ行く必要があります。
カンジダ性亀頭包皮炎
カンジダ性亀頭包皮炎は、真菌(カンジダ)に感染することで起こります。
真菌というのはカビの一種で「カンジダ菌」「白癬菌(水虫菌)」などによる炎症が有名です。
カンジダ菌などの真菌も細菌と同じく、健康な方でも皮膚、口の中、消化管など体内に存在する常在菌でSTD(性病)とは違う性質のものになります。
カンジダ性亀頭包皮炎の主な症状
- 白いカスが溜まる
- 強い痒みがでてくる
- 赤く腫れあがる
カンジダ性亀頭包皮炎の原因
カンジダ性亀頭包皮炎は、「セックスで女性からの感染が原因!」と思われがちです。
膣カンジダという病気に女性はかかりやすく、その原因であるカンジダ菌を女性だけが持っていると勘違いされているためです。
しかし、カンジダ菌は女性だけでなく人間なら誰でも体内に存在している常在菌であるため、セックスをしなくてもカンジダに感染することはあります。
カンジダ性亀頭包皮炎の原因としては、亀頭が傷ついてしまった時にカンジダ菌が入り感染してしまうこともありますが、カンジダ菌に感染する場合は免疫力が低下している時に発症することが多いと言われています。
カンジダ性亀頭包皮炎の原因
- 包茎でペニスが不衛生な状態にある
- 疲労、ストレス、風邪などにより免疫力が低下
- 激しいマスターベーションによってペニスが傷ついている
- 糖尿を患っている
- パートナーが膣カンジダにかかっていた
カンジダ性亀頭包皮炎の治療方法
カンジダ性亀頭包皮炎は、抗生剤を塗っても効果がなく「抗真菌剤」の塗り薬の投与を行います。
治療期間は最低1〜2ヶ月と数ヶ月程かかることが多いです。
注意点として、見た目の腫れや痛みが治ったと思い、塗るのをやめてしまうと再び症状が出てくることがあります。
カンジダ性亀頭包皮炎は、細菌性亀頭包皮炎よりも治りづらく、「治った!」と思っても根気強く塗り薬を継続することが必要です。
亀頭包皮炎の予防方法について
亀頭包皮炎にならないためには、以下のことに気をつけて過ごす必要があります。
- ペニスを清潔に保つ
- ペニスを傷つけないようにする
- ストレスを溜め込まない
- コンドームを使用してセックスをする
亀頭包皮炎は、1度かかれば2度とかからないものではなく、何度も感染を繰り返してしまう恐れがあります。
ただ、亀頭包皮炎の原因のほとんどは「包茎」です。
痛みを繰り返さないためにも、亀頭包皮炎を繰り返す場合は包茎治療も選択肢に入れてみて下さい!
亀頭過敏症も考えられる
亀頭過敏症とは、亀頭が過敏に反応してしまう症状です。
亀頭がパンツに擦れたり何か物に触れただけで、痛みやヒリヒリ感などを感じるため、日常生活にも悪影響を及ぼします。
亀頭過敏症の症状
- パンツに擦れるだけでビクッとする
- 何かに触れただけで痛みがある
亀頭過敏症は、早漏とは全く違う症状になります。
早漏はあくまでも早く射精してしまうことで、亀頭過敏症は亀頭が敏感に反応してしまうことです。
亀頭過敏症の原因
亀頭過敏症の原因は、包茎です。
包茎の方は、包皮で亀頭が常に覆われているため、亀頭がなにかに直接触れる機会があまりありません。
そのため、亀頭が刺激に慣れていないため、少しの摩擦でも敏感に反応してしまうのです。
亀頭過敏症になりやすい方
- 仮性包茎で皮を剥きたての方
- 未成年で亀頭が刺激に慣れていない
- 真性包茎で無理に皮を剥いてしまった方
亀頭過敏症の治療方法
亀頭過敏症は、徐々に刺激に慣らすことで改善されます。
仮性包茎の方は、できるだけ亀頭を露出している状態を保ち、無理ない程度で刺激に慣れさせるということが大切です。
亀頭に直接シャワーを当てたり、ローションを使用してオナニーを行い、適度な刺激を与えて下さい。
真性包茎やカントン包茎の方は、まずは皮を剥ける状態にするために包茎手術を受けるしかなさそうです。
亀頭に痛みを感じたら放置せずに病院へ行きましょう
ここまで亀頭が痛くなる症状について、考えられる病気や対処方法を紹介してきました。
亀頭が痛くなるほとんどの原因は「包茎」によるものです。
包皮の中に溜まる恥垢(チンカス)は病原体の温床であり、亀頭を常に露出することが難しく不衛生になりがちな包茎の方は亀頭包皮炎のリスクが高まります。
亀頭包皮炎は「放っておいてもすぐ治るだろう」と思われがちですが、放置すると耐えられない痛みや痒みが発症し、治りが遅くまた症状を繰り返してしまいます。
そうならないためにも、少しでも亀頭に痛みなどの違和感を感じたら、あなどらず受診を早期にするように心がけましょう!
そして亀頭包皮炎を発症しないためには、包茎を治療するか、ペニスを衛生的に保つこまめなケアを毎日行うことが求められるでしょう。
失敗しない包茎治療はココ!オススメの包茎クリニック5選
包茎治療は何度も通院や治療をするのではなく、一生に一度きりの大事な治療です。
失敗して後から治療したことを後悔しないためには、専門クリニックの選択を間違わないことが何よりも大切。
ここでは包茎クリニック選びで大事なポイントとなる
- 豊富な治療実績
- 高い医療技術
- 患者様ファースト
- 明朗会計
- 充実したアフターケア体制
以上の5つを高いレベルで提供されている大手クリニックに厳選してご紹介します。
それぞれ特徴や強みが違いますので、ご要望にマッチした選択をして下さい。
ABCクリニック
治療の質と費用のコストバランスを第一にお考えの方にオススメのクリニックが、優れたコストパフォーマンスで知られるABCクリニックです。
ABCクリニックは全国に21店舗を展開している男性専用の美容外科クリニックで、年間平均来院数も11,726人と特に20〜30代の若い世代の男性から高い支持を得ています。
包茎手術だけでなく亀頭増大や長茎術といったペニスの強化も人気で、幅広い治療に対応していることや、痛みが心配な方には二重麻酔で徹底した減痛治療を行うなど、患者様一人ひとりに寄り添った対応が大変好評です。
実績豊富な執刀医の治療が比較的安価で受けることができ、質と費用のバランスが最も取れたクリニックとして口コミでも高く評価されています。
開業当初から徹底した明朗会計で、質の高いアフターサービスも治療費込みで受けられるなど、安心して治療の相談ができるでしょう。
メンズライフクリニック
メンズライフクリニックは全国に15院展開している男性専門美容クリニックです。
全て男性スタッフで構成されていて完全予約制で個室も完備。
デリケートな悩みであるペニスの相談も周りを気にせず安心して行えます。
メンズクリニックの強みは症例実績10万人以上という高い信頼性と、完全ハンドメイドによるクオリティ―重視の治療です。
高度な医療技術を持った専門医による手技で、自然な仕上がりと痛みの少ない治療を行ってくれるだけでなく、他院の手術による失敗や満足できなかった修正治療も得意にしています。
長茎・短小手術など男性器全般の治療も幅広く対応していますので、総合的にペニスのコンプレックスを解消したい方にオススメです。
アトムクリニック
アトムクリニックは包茎治療実績15,000件以上を誇る、経験豊富なクリニックです。
モットーは、「傷跡は目立たせず、きれいな仕上がりは当たり前。」
長年の経験をもとに考案された独自の施術方法「Narumi式美容包茎手術」では、包茎を治すだけではなく理想の美しい仕上がりにしてくれます。
また、完全予約制でカウンセリングから診察まで完全個室。
プライバシーの配慮を徹底しているため誰にも知られず治療が可能です。
包茎手術では、治療後に高額請求される事例が問題視されています。
アトムクリニックでは、患者様が事前に費用を把握可能なシステムを取り入れているため、費用面でのトラブルに対する心配も不要です。
術後の仕上がりやプライバシーへの配慮を重視したい方におすすめのクリニックです。
上野クリニック
全国で知名度も高く、実績豊富な大手美容クリニックといえばタートルネックを半被りした男性モデルで有名な上野クリニックです。
上野クリニックは日本全国の主要都市を中心に15店舗を展開。創業は約31年(2022年度)で総来院数は30万人以上、年間包茎手術実績が1万人を超えるという高い実績を誇ります。
「より自然な仕上がり」を実現する専門医たちで構成された上野クリニックでは、高い治療技術だけでなく、包茎手術を検討される男性に対して10 + 2の安心を約束していることも高評価を得ている要因です。
サポート体制も万全で、包茎だけでなく男性器全般のお悩みもご相談でき、24時間電話相談できる窓口を設置しているなど、急なトラブルや不安にも迅速に対応してくれます。
治療だけでなく術後も安心して過ごすために、治療実績やアフターケアを重視される方にオススメのクリニックです。
東京ノーストクリニック
東京ノーストクリニックは創業33年(2023年度)と大手美容クリニックの中で最も老舗のクリニックで、業界でも最多の35店舗を展開している大手クリニックです。
東京ノーストクリニックは都内だけでも5店舗、首都圏・東海・関西にある主要都市はもちろんのこと、盛岡や新潟・長野、西日本では高松や松江といった地方都市にも店舗があって日本全国どこでも通いやすく相談しやすいといった特徴があります。
また、通いやすいだけでなく安価な料金設定で治療を受けやすいことや、切らない包茎手術から仕上がりに特化した治療方法まで患者様のニーズに合わせた提案をしてくれます。
口コミや紹介で来られる方も多く存在し、症例実績も12万件以上(2022年現在)と、これまで治療に対して躊躇されていた方も安心して治療の相談をすることができるでしょう。
公式サイトからWEB予約すると治療費から1万円割引が適用されるなど、患者側にとって嬉しいサービス体制が充実していることも高評価を得ている理由でもあります。