2022.10.28
切らない包茎手術は効果ある?メリット・デメリットについて
切らない包茎手術をご存知でしょうか?
その名のとおり、メスをいれずに包茎を治療する方法です。
包茎をどうにかしたいが、包皮を切るのはちょっと…。
できれば切らずに包茎を解消したい!
と皮を切ることに不安がある方には打って付けの手術になります。
ただ、切らない包茎手術で本当に包茎は治るのか?心配になるでしょう。
そこでこの記事では切らない包茎手術で本当に包茎の解消は可能なのか、メリット・デメリット双方の観点を踏まえながら「切らない包茎手術の効果性」についてお伝えしていきます。
Index
切らない包茎手術ってどんな方法?
切らずに包茎を解消できる「切らない包茎手術」はどのような方法で行うのでしょうか。
具体的な治療方法は以下の3つになります。
医療用のノリや糸を使って固定する。
切らない包茎手術の1つ目は医療用のノリや糸を使って固定する方法です。
仮性包茎の人は手でかんたんに包皮を剥くことができますが、一定時間経てばすぐに元の状態に戻ってしまいます。
そこで完全に包皮を剥いた位置で医療用のノリや糸で固定して、元の状態に戻らないようにして包茎を解消します。
どちらもメスを使った治療と比較して身体への負担が少なく、痛みもほとんど感じないと言われています。(痛みの感じ方に関しては個人差があります。)
長茎術
もう一つの方法が長茎術です。
長茎術の本来の目的は、体内に埋もれてしまった陰茎部分を体外に引き出して本来持っている陰茎の長さを最大限活かすための治療方法です。
陰茎を体外に引っ張り出せるところまで引き出して医療用などの糸で固定して長さを増すことができます。
軽度な仮性包茎だと平常時でもしっかり露茎することにも期待が持てますので、ペニスを長くしたいと同時に包皮を完全に剥きたいという方に適した治療方法です。
亀頭増大術
亀頭増大術は文字通り亀頭部分を大きく立派にしたい方のための施術です。
医療用のヒアルロン酸などの注入薬剤を使って亀頭部分に注入し、亀頭を大きくすることができます。
亀頭部分を大きくしたり、カリ部分のボリュームを増したりすることで包皮が亀頭を覆うのを防止する役目をしてくれることにも期待できます。
こちらも包皮の被り具合が軽度な仮性包茎に限定されますが、該当する方は切る包茎手術を受けなくてもしっかりとした露茎のペニスを手に入れることが可能です。
以上のように少し所定の条件を満たす必要はありますが、切らずに包茎を解消する方法にもいくつか選択肢があることがわかります。
切らない包茎手術のメリット
では具体的に切らない包茎手術を行うと、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
主なメリットからお伝えしていきます。
傷あとが残らない
切らない包茎手術はペニスにメスを入れないので、物理的にキズをつけずに治療を行うことができます。
切る包茎手術の術式によっては、治療後の状態で不自然な仕上がりになってしまうものもあって包茎手術をしたことが周りにバレてしまうものもあります。
切らない包茎手術は医療用のノリや糸を使って行うため、治療したことが周りにバレてしまうリスクも軽減できます。
治療時間が早い
切らない包茎手術のメリットとして、まずは治療時間が早いことが挙げられます。
手術時間は切る包茎手術が約30〜40分に対し、切らない包茎は約10分程度で完了できます。
メスを入れずに包茎手術を行えることから、身体的な負担も少なくて済みますので治療時間をできるだけ少なくしたいと思う方に適した方法とも言えるでしょう。
比較的治療費が安価
切る包茎手術と比較して治療費が安価で済む点もメリットの一つです。
自由診療の切る包茎手術は、クリニックや治療を行う術式などによって治療費が大きく変わるため、比較しづらい部分はありますが、相場で言うと10万円から30万円の範囲になります。
一方で切らない包茎手術の場合は、治療の対応をしてくれているクリニックのほとんどが10万円以内で収まる範囲で設定されているようです。
できるだけ安価で身体的にも負担が少ない治療をご希望の方にマッチするかと思われます。
ダウンタイムが少ない
治療時間が短く済むだけでなく、術後のダウンタイム(治療後から元の生活に戻るまでの制限期間)が少ないこともメリットと言えます。
一般的に切る包茎手術の場合はダウンタイムに3〜4週間必要ですが、切らない包茎手術の場合は身体の負担も少ないことから3〜4日で回復が可能です。
手術当日のシャワーも問題ないですし、セックスやオナニーも3〜4日程度の我慢だけで済みます。
以上が切らない包茎手術の主なメリットになります。
切らない包茎手術のデメリット
では次にデメリットの方もみていきましょう。
重度の包茎には効果が期待できない
切らない包茎手術は残念ながらどの包茎タイプでも治療ができるわけではありません。
実は切らない包茎手術を適用できるのは大変限られていて、軽度の仮性包茎のみです。
重度の包茎と位置づけられる真性包茎・カントン包茎・包皮の余り具合が大きい仮性包茎は治療しても効果が得られないため、治療自体断られてしまいます。
再発の可能性が高い
切らない包茎手術は軽度な仮性包茎であれば、平常時も亀頭を全開することが可能ですが、永久にその状態が可能かと言えばそうではありません。
いくら引っ張ったとしても余った包皮はそのまま存在していますので、加齢や体型の変化によってペニスが小さくなったり、お腹の下に隠れてしまうと結局亀頭が包皮に覆われてしまいます。
また、医療用のノリや糸も永続的に効果があるわけではなく、しばらく経過すると効力がなくなってしまうため、治療前に再発の可能性は念頭においておくことが必要です。
つまり再発するということは、また包茎に悩まされて包茎の解決に高い治療費をかけなければならない可能性があるということになります。
勃起時に突っ張ったような痛みや違和感がある
切らない包茎手術のデメリットに勃起時の痛みや違和感が挙げられます。
切らない包茎手術は医療用のノリや糸などで、包皮を引っ張ったところで固定をしていますので、勃起で膨張することで突っ張ったような痛みが生じます。
場合によっては、勃起するたびに張りや違和感が出てしまう恐れがありますので、治療を行う際はある程度の覚悟が必要です。
ほとんどの包茎クリニックが”切る包茎手術”を推奨
切らない包茎手術の主なメリット・デメリットについて解説しましたが、実際のところほとんどの専門クリニックが推奨していません。
その理由としてはやはり再発の可能性が高いことにあるようです。
切らない包茎手術について専門クリニックによる回答
フェアクリニック埼玉川口院・東京院
【包茎手術】切らない方法はデメリットが多い?実際の効果を解説
皐月クリニック
切らない包茎手術自体最初から採用していないところも多く、デメリットがそれだけ大きいとも言えるでしょう。
基本的には余った包皮を切除しない限り、いずれ元の状態に戻ってしまう可能性があります。
切らない包茎手術を採用しているクリニックでも「どうしても包皮を切りたくない。」という方に、再発のデメリットについて同意を得たうえでしか治療を行わないところが大半です。
やはり根本的に包茎を解消しようと思えば、切る包茎手術を行うことを念頭に置いておく必要があります。
包茎手術は切っても安心できるクリニックで治療しよう
この記事では切らない包茎手術の具体的な内容と、その効果についての真偽について解説してきました。
ここまでの内容をまとめますと
- 切らない方法は軽度な仮性包茎が対象
- 治療による身体の負担が少ない
- 治療費が比較的安価
- ダウンタイムが少ない
- 再発の可能性が高い
- 勃起時に痛みや違和感を感じる場合がある
- 根本的な包茎解消は切る包茎手術
- 専門クリニックでも切らない包茎手術は推奨していない
ここまでの内容からも、軽度な仮性包茎以外の人には切らない包茎手術は適していないと言えます。
しかも、切らない包茎手術は余った包皮がそのまま残っているため、再発の可能性が高いことも念頭においたうえで治療を行うことが大切です。
つまり根本的な包茎の解消をしようと思えば切る包茎手術一択になります。
包皮を切除しなければいけないと想像するとどうしても身構えてしまいますが、包茎手術を受けて包茎を解消した方のほとんどが切る包茎手術を選択しています。
いくら本人が希望しても包皮の被り具合が大きい包茎の場合は治療自体受けられない可能性がありますので、相談に行かれる際は切る包茎手術も想定しておく必要があります。
包茎を専門に扱うクリニックでは、手術中や術後の痛みに配慮したところや術後の仕上がりにこだわって高い医療技術を提供しているクリニックも多数存在していますので、そこまで身構える必要もありません。
失敗しないクリニック選びについては以下の記事を参考にしていただけます。
【超重要】包茎クリニックの正しい選び方で術後の満足度が2倍に⁉
過度に恐れず複数のクリニックで相談して、安心して任せられるクリニックをぜひ見つけるようにして下さい。
包茎手術は一生に一度の大切な治療です。
後悔のないベストな選択をしましょう。
失敗しない包茎治療はココ!オススメの包茎クリニック5選
包茎治療は何度も通院や治療をするのではなく、一生に一度きりの大事な治療です。
失敗して後から治療したことを後悔しないためには、専門クリニックの選択を間違わないことが何よりも大切。
ここでは包茎クリニック選びで大事なポイントとなる
- 豊富な治療実績
- 高い医療技術
- 患者様ファースト
- 明朗会計
- 充実したアフターケア体制
以上の5つを高いレベルで提供されている大手クリニックに厳選してご紹介します。
それぞれ特徴や強みが違いますので、ご要望にマッチした選択をして下さい。
ABCクリニック
治療の質と費用のコストバランスを第一にお考えの方にオススメのクリニックが、優れたコストパフォーマンスで知られるABCクリニックです。
ABCクリニックは全国に21店舗を展開している男性専用の美容外科クリニックで、年間平均来院数も11,726人と特に20〜30代の若い世代の男性から高い支持を得ています。
包茎手術だけでなく亀頭増大や長茎術といったペニスの強化も人気で、幅広い治療に対応していることや、痛みが心配な方には二重麻酔で徹底した減痛治療を行うなど、患者様一人ひとりに寄り添った対応が大変好評です。
実績豊富な執刀医の治療が比較的安価で受けることができ、質と費用のバランスが最も取れたクリニックとして口コミでも高く評価されています。
開業当初から徹底した明朗会計で、質の高いアフターサービスも治療費込みで受けられるなど、安心して治療の相談ができるでしょう。
メンズライフクリニック
メンズライフクリニックは全国に15院展開している男性専門美容クリニックです。
全て男性スタッフで構成されていて完全予約制で個室も完備。
デリケートな悩みであるペニスの相談も周りを気にせず安心して行えます。
メンズクリニックの強みは症例実績10万人以上という高い信頼性と、完全ハンドメイドによるクオリティ―重視の治療です。
高度な医療技術を持った専門医による手技で、自然な仕上がりと痛みの少ない治療を行ってくれるだけでなく、他院の手術による失敗や満足できなかった修正治療も得意にしています。
長茎・短小手術など男性器全般の治療も幅広く対応していますので、総合的にペニスのコンプレックスを解消したい方にオススメです。
アトムクリニック
アトムクリニックは包茎治療実績15,000件以上を誇る、経験豊富なクリニックです。
モットーは、「傷跡は目立たせず、きれいな仕上がりは当たり前。」
長年の経験をもとに考案された独自の施術方法「Narumi式美容包茎手術」では、包茎を治すだけではなく理想の美しい仕上がりにしてくれます。
また、完全予約制でカウンセリングから診察まで完全個室。
プライバシーの配慮を徹底しているため誰にも知られず治療が可能です。
包茎手術では、治療後に高額請求される事例が問題視されています。
アトムクリニックでは、患者様が事前に費用を把握可能なシステムを取り入れているため、費用面でのトラブルに対する心配も不要です。
術後の仕上がりやプライバシーへの配慮を重視したい方におすすめのクリニックです。
上野クリニック
全国で知名度も高く、実績豊富な大手美容クリニックといえばタートルネックを半被りした男性モデルで有名な上野クリニックです。
上野クリニックは日本全国の主要都市を中心に15店舗を展開。創業は約31年(2022年度)で総来院数は30万人以上、年間包茎手術実績が1万人を超えるという高い実績を誇ります。
「より自然な仕上がり」を実現する専門医たちで構成された上野クリニックでは、高い治療技術だけでなく、包茎手術を検討される男性に対して10 + 2の安心を約束していることも高評価を得ている要因です。
サポート体制も万全で、包茎だけでなく男性器全般のお悩みもご相談でき、24時間電話相談できる窓口を設置しているなど、急なトラブルや不安にも迅速に対応してくれます。
治療だけでなく術後も安心して過ごすために、治療実績やアフターケアを重視される方にオススメのクリニックです。
東京ノーストクリニック
東京ノーストクリニックは創業33年(2023年度)と大手美容クリニックの中で最も老舗のクリニックで、業界でも最多の35店舗を展開している大手クリニックです。
東京ノーストクリニックは都内だけでも5店舗、首都圏・東海・関西にある主要都市はもちろんのこと、盛岡や新潟・長野、西日本では高松や松江といった地方都市にも店舗があって日本全国どこでも通いやすく相談しやすいといった特徴があります。
また、通いやすいだけでなく安価な料金設定で治療を受けやすいことや、切らない包茎手術から仕上がりに特化した治療方法まで患者様のニーズに合わせた提案をしてくれます。
口コミや紹介で来られる方も多く存在し、症例実績も12万件以上(2022年現在)と、これまで治療に対して躊躇されていた方も安心して治療の相談をすることができるでしょう。
公式サイトからWEB予約すると治療費から1万円割引が適用されるなど、患者側にとって嬉しいサービス体制が充実していることも高評価を得ている理由でもあります。