2022.05.31
包茎手術は何歳ぐらいまでに治療をしておくことがベストなのか
包茎手術を検討している男性が疑問に思うことの一つとして、「包茎手術は何歳くらいで受けるべきなのか?」「どの年代の人が一番治療しているのか?」など、包茎手術の適齢期に対する疑問があります。
特に日本の場合ですと、諸外国のように幼少期の頃に包皮を予め切除してしまう割礼の慣習がないため、幼少期だけでなく未成年の8割以上が何らかの包茎です。
成長期が過ぎた段階で何らかの包茎に該当する場合、自然治癒することに期待したいところですが、残念ながら治療を行わない限りほぼそのまま包茎の状態が続くことになります。
では、若い世代だけでなく昨今では高齢者からの治療の相談も多い包茎手術は、一体何歳ぐらいに治療することがベストなのか?
ここでは包茎手術は何歳ぐらいまでに治療を行うべきかの考え方や、年齢層ごとに包茎治療のリスクやタイミング、オススメのクリニックについてご紹介していきます。
Index
包茎手術の適齢期を考える前に大事なこと
気になる包茎手術の適齢期ですが、まず何歳ぐらいに治療した方が良いのか考える前に大事なことが2つあります。
どの包茎タイプに該当しているのか
まず1点目が「あなたの包茎がどのタイプに該当するか。」です。
包茎には大きく3種類ありますが、重症の順番でいうと「真性包茎」「カントン包茎」「仮性包茎」があります。
包茎の約8割近くが「仮性包茎」と言われていますので、該当者は比較的少数になりますが「真性包茎」か「カントン包茎」に成人男性で該当する場合は「早期治療」が必要です。
理由は真性包茎とカントン包茎は重症の包茎という扱いで見た目の問題だけでなく、自力出剥けないことから不衛生の状態が続き、亀頭包皮炎や性感染症など病気リスクが高いからです。
また、性行為も痛くてまともに行えませんので、放置しておいてもメリットがありません。
もちろん手術するしないは任意になりますが、これからの長い人生のことを考えると「悩みのタネ」を早めにリスクを軽減しておくことに越したことはないです。
そもそも包茎治療の必要性を感じているか
2点目は主に仮性包茎の方になりますが、「そもそも包茎治療の必要性を感じているか」について自問自答してみましょう。
仮性包茎は医学的見解からみて機能面にも問題がなく清潔を保てば治療の必要性がない包茎です。
特にコンプレックスとして捉えていなければ無理してペニスにメスを入れる必要はありませんので、そのままの状態で過ごすことも全然アリだと思います。
しかし、どうしてもネガティブな印象がつきまとうため、気になったままの状態で放置しておくことは精神的にもよくありませんので一度医療機関に包茎の状態を診察してもらうようにしましょう。
年齢層に合わせて考える包茎治療
包茎に対して悩み出すタイミングに個人差がある包茎。
年代別の相談件数を示したデータは残念ながら見つからなかったのですが、治療のトラブルによる相談件数を示したデータが国民相談センターにありますので参考にして下さい。
20〜30代の若い世代がやはり半数以上を占めていますが、40代以降のミドル・シニア世代の方からも一定の相談者がいることがわかります。
ここでよくある悩みや治療の相談や、手術を行ったきっかけ、動機について年代別にまとめてみました。
18歳〜20代
20代は全体の相談件数の中で最も多い年代です。
20代で多い治療に至った経緯としては以下のようなことがあります。
「包茎はダサいという印象を払拭してもっと女遊びがしたい。」
「銭湯やサウナで前を隠してやり過ごすのが苦痛」
「臭うなど不潔な印象をなくしたい。」
「皮がダブついてオナニーが気持ちよくない。」
「見た目のカッコ悪さを解消したい。」
「セックスに自信をもちたい。楽しみたい。」
どうしても包茎というだけで「イケてない」といったレッテルを貼られてしまっているのでそのマイナスイメージを払拭して、異性にモテたいと思っている方が多いようです。
30代
30代は20代の次に相談件数が多く、20代とほぼ同じくらい治療を検討される方が多くいます。
20代の頃の悩みに合わせて以下のような悩みがあります。
「同僚や仲間といく温泉やサウナが苦痛。」
「子作りで奥さんに性病リスクを与えたくない。」
「見た目のカッコ悪さを解消したい。」
「セックスに自信をもちたい。楽しみたい。」
「新しい彼女や浮気相手、再婚相手に知られたくない。」
「包茎を気にせず、もっと風俗や女遊びを楽しみたい。」
30代は仕事や私生活が20代の頃と比べて大きく変わる方が大変多い年代で、同年代でもライフスタイルが違うため、悩む場面も幅広くなる傾向があります。
仕事も性欲もまだまだバリバリの年代なので、30代のタイミングで治療を決断される方も大変多いです。
40代〜50代
いわゆるミドル層である40〜50代になると、20〜30代の方と比べると相談の割合が少なくなりますが、世間一般的にみればいい大人であり立派な中年。
年齢が重なるにつれて包茎が恥ずかしいと思う場面が増えてくるようです。
40〜50代の方でよくある治療のきっかけは以下のとおり。
「部下やゴルフ仲間に包茎であることをバレたくない。」
「新しい彼女や再婚相手に知られたくない。」
「風俗嬢にいい年して包茎とバカにされたくない。」
「自分の子どもに父親が包茎だと知られたくない。」
この年代になってくると中間管理職の方や社会的地位を持つ方も増えてきますし、子どもたちも大きくなってきて「こんなことならもっと早くに相談しておくべきだった。」と後悔する方も増えるようです。
若い時には何とかやり過ごしてきた包茎ですが、ミドル層に突入するとご自身のプライドや威厳が損なわれてしまうのではないかといったリスクを感じるようです。
60代以降
60代以降と聞くと、「さすがにもう治療しなくてもいいんじゃない?」と思われる方もいますが、意外と包茎の相談や治療を希望される方が大変多いようです。
包茎治療をこの年代で検討する理由で最も多いのが、「将来の介護に対する不安」です。
ご自身の身の回りの世話ができず、身内や介護の方に世話をしてもらう際に
「洗われる時に恥ずかしい思いをしたくない。」
「ニオイで迷惑をかけそう。」
「身内に包茎を知られたくない。」
確かにこの年代になってくると健康リスクというものはどうしても高くなりますし、突然の病気などで入院や身の回りの世話を受ける将来を想像してしまいます。
包茎の悩みは初老を迎える年代になっても男を悩まし続けるようです。
18歳未満の未成年は慌てず慎重に
ここまで年代別の包茎の悩みや治療のタイミングについてお伝えしましたが、18歳未満の未成年の包茎治療についてもここで触れておきたいと思います。
中高生の頃は大人への成長過程で多感な時期でもあり、包茎やペニスのサイズをクラスメイトたちにイジられたり、卑下されたりしてコンプレックスを抱えて辛い思いをする方もいます。
ただ未成年での包茎治療は結論から先に言うと、慌てて治療せずしばらく様子をみることをオススメします。
理由としては、まだ成長しきれていない可能性もあり自然に解消される可能性も残っているからです。
しかし、どうしてもトラウマで精神的にも負担が大きい場合は、保護者の方に相談のうえ治療を検討してみるとよいでしょう。
もし治療する場合は18歳未満だと保護者の同意書が必要になります。
多くの美容外科クリニックで無料カウンセリングを行っていますので、専門医の方に相談すると有益なアドバイスを受けることができます。
気になりだした時点で医療機関へ相談がベスト
ここまで年代別の悩みについて解説してきましたが、包茎はいくつになっても問題としてつきまとってくることがわかります。
現状の悩みだけでなく、将来起こりうるリスクも踏まえて考えると包茎手術は気になりだしたタイミングで医療機関に相談することがベストと言えます。
しかし、焦って慌てて治療を行うこともNGです。
治療先のクリニックや施術方法の選択を誤って、不自然な仕上がりになってしまったり不要な治療やオプションを追加させられて高額な治療費を支払ったりするケースもあります。
失敗しないクリニックの選び方については下記に記事をご参考下さい。
【超重要】包茎クリニックの正しい選び方で術後の満足度が2倍に⁉
年代別でおすすめのクリニック
ここでは年代別に人気の大手おすすめクリニックを3つ挙げてみました。
20〜30代の若い世代はここ!コスパ抜群のABCクリニック
20〜30代の若い世代に人気のクリニックと言えば、きれいな仕上がりと良心的価格の絶妙なバランスがウリでコスパ抜群のABCクリニックです。
包茎治療が5万円から受けられますし、気になる亀頭のブツブツ除去やアフターケアも治療費込みであるだけでなく、実績豊富な医師で構成されているクリニックで仕上がり面でも高い満足度で評価されています。
無料カウンセリングや診察も丁寧で、月々の負担を抑えた支払い方法にも柔軟に対応してくれるなど若い世代にとって安心できるクリニックとしてオススメです。
30〜40代の中間層はここ!クオリティ重視のメンズライフクリニック
ただ包茎を解消するだけでなく立派な男としてこだわりのペニスを求めたくなる30〜40代には、美しい仕上がりを実現してくれるクオリティ重視のメンズライフクリニックがオススメです。
メンズライフクリニックは医師の技術力がウリで、完全ハンドメイドによる執刀手術を実現しています。
全国13院開設しており、包茎治療のスペシャリストたちが在籍しているだけでなく、亀頭増大や長茎術などの男性器改良にも定評があり、こだわりのペニスを目指すミドル世代に人気があります。
他院からの修正対応にも柔軟に対応してくれますので、気になる方は一度ご相談されるとよいでしょう。
40代からシニア世代はここ!実績豊富な上野クリニック
40代以上のミドル世代からシニア世代の方の包茎治療なら実績豊富でクオリティも高い上野クリニックがオススメです。
上野クリニックは開院から約30年と老舗のクリニックで年間の相談件数も平均1万名を超えるなど実績も豊富で安心感ありで人気のクリニックとして知られています。
高いクオリティの包茎治療と、術後のアフターケアも全国どのクリニックでも治療費込みで受けられることで総合的に安心できるクリニックです。
まとめ
この記事では包茎手術の適齢期と年代別の悩みについて解説してきました。
ここまでの内容をまとめますと
- 適齢期を考える前に包茎の種類と治療自体の必要性から考える
- 成人男性の包茎治療は悩みだしたタイミングで医療機関に相談
- 包茎の悩みは世代を超えても場面を変えてつきまとってくる
- 未成年の包茎治療は慌てずしばらく様子見がベター
- 年代別で人気のクリニックを調べて抑えておく
以上の内容を押さえていただければ、あなたの年齢にふさわしい包茎治療を実現できるかと思います。
つい先延ばしにしてしまいがちな包茎治療ですが、そのまま放置しておけばおくほど後々になって重くのしかかってくることがわかります。
成人男性の場合であれば悩みだしたタイミングで医療機関と相談し、治療の有無を含めて包茎と向き合っていただくことが大事ですが、勢いだけで治療してしまって後から後悔される方も少なくありません。
複数のクリニックと相談しながら、あなたにとって安心して任せられるクリニックを探していただくことが一番大切です。
今回ご紹介した年代別に人気のクリニックを中心に、あなたにあった包茎クリニックをぜひ探してみて下さい。